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42歳、現役続行か。

42歳になりました。今さらオジサンになって云々…と嘆くわけでもないのですが、42とは何の数字だと思うほど実感がありません。昔、「気持ちだけはまだ若いんだ」とハリきっているオジサンオバサンを見て、その自覚のなさに哀れみを感じたものですが、まさに今の私がそれなのでしょう。「ワシだってまだまだ…」などと主張していると、若い人たちが眉をひそめて愛想笑いを浮かべいます。ヤバいです。

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42年間生きてくると、いろんな交流が混在しています。まもなく初婚を迎える同級生にはおめでとうと言いたい。容姿が大きく変わった旧友は「どちらさん?」と目をこらします。会社や仕事仲間、お客さんなど、お仕事で交流を深めている方々には、これからもよろしくお願いします。体調を崩してしまったヒトには、早く元気になることを祈ってます。遠く海の向こうで暮らすヒトも元気だろうか。だんだん年寄り臭いことを言うようなってきた友人たちにはシケてんじゃないぞとハッパをかけたい。平日母子家庭状態の家族には孝行して日頃の償いをして。
‥‥と、そんなことを誕生日になって思うのは初めてで、そこんところがまさしくオジサン化の象徴かもしれません。


まだまだこの年齢、アガリじゃない‥‥っていうか、いつまでシゴトの現役でいるのでしょうか。たとえば、傘寿を越えた伝統工芸の職人さんは、その目が黒いうちは生涯現役なのでしょう。プロレスラーなどもダブついた体にゆるゆるとした動作の現役レスラーなんてのがいました。一方、野球では新庄選手なんてまだまだ若いけれど、現役引退だという。選んだシゴトによって、現役でいられる時間が変わるのです。現役をいつ退くかで、その後の人生が大きく変わります。


今週号の日経ビジネスでは管理職が壊れていくと特集を組んでいましたが、今の時代、中堅・大手企業の中間管理職でいることは苦しいのかもしれません。
さて、みなさんはいつまで何の現役でいますか? いつから何を退くのでしょうか。
私はセガレとキャッチボールをして実感しました。ワシの動きがオッサンだ!…と。だからスポーツ選手であればとっくに引退ですが、シゴトの講釈を飲んで語るのは現役続行です。

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2006年11月 5日 22:34に投稿されたエントリーのページです。

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