能力開発の責任は企業と個人のどちら?
なんてことを討論するNHKのTV番組がありました。
それがとても興味深い…というか
この番組の進行じゃポジティブな気持ちになれんじゃん。
だいいち、
「能力開発の責任は企業と個人のどちら?」
なんて質問をされたら、
どの立場の人も「自分が悪い」とは言わんでしょ。
建設的な話し合いにならんのが最初から見えてるわけです。
だからパネラーの皆さんも、
「人材を使い捨てにする会社の責任は重い」
「若手が会社をすぐに辞めてナニが悪いんですか?」
「二十年前はいい時代だったんだ」
「地元地方都市で会社を選べない私たちはどうすればいいの?」
なんて具合に、
現代社会の誰かが悪者だって結論になるわけですよ。
どうしたらもっと自分や環境がよくなるのかを
話しあう場にしたら放送する価値がとても高くなるのにねえ。
心あるTV局には、
たとえば道州制の未来を語って、将来展望にワクワクできる
…なんて前向きなテーマに若者が興味を示す番組を制作してほしいものです。