42歳の自意識過剰なオッサンなんてかなりヤな感じですよね。
でも最近、思春期の小僧のように自らのヘアスタイルが気になって困ります。
地下鉄の窓や街のガラス面に映る自分を眺めたい衝動に陥って、
ほんのちょっとだけチラ見してたりして。その姿がイタい。
丸坊主だと「人相が悪い」と罵られ、
ほんの少しだけ伸ばすと「太った?」と蔑視され、
今みたいな(写真)長さだと「老けたな」と哀れみの言葉を向けられる。
休みにバンダナキャップなどを巻いていると
セガレが「お父さん、それヘンだよ」と直球が飛んでくる。
というわけで、
今の私としては『めざせ秋篠宮様路線』なんですが、
その途上段階がどうにもダサイんじゃないかと気になってしまうわけです。
わかっています。私の髪型なんて私以外誰も気にしていません。
誰かに褒められるような容姿じゃありません。
人相の悪い顔付きも、ゆるんだ体系も、老け込んだ容姿も、
ヘアスタイルのせいだけじゃない。
だいいち白髪だらけなので若く見えるわけがない。
だけど、気になる。
ああ、ホントに私を迷わせる虚栄心。
でも、ええ年こいて『ティーンエイジドリームに帰りたい』と、
年波に抗うことは決して愚考ではなく、
ずっとキープさせますから。