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やる気のスイッチ

うまく言葉にならないのですが、
鼻の穴を広げ、ハアハア言いながら拳を握って
「おおよし!オレだって負けんからな!」
という二十代の頃のような気分を久しぶりに味わう一週間でした。

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まず、さまざまな『燃える男』の話に触れました。

5万人を集客するイベントを仕掛けようと企むAさんの気持ちには負ける、
カネのない中小企業で凄まじい苦労を重ねて事業を支えてきたSさん&Tさんは仲良くなれそう、
社員と泣きながら飲んで思いを語りあったというK社長は感謝、
本当の意味で「ヒト思い」「社会貢献」「未来」を語れるT会長に感動、
みなさん、話していてワクワクしてきておもしろい。

そして今週末、ちょっとした会話の中の質問に、ハッとさせられた。

『人生、やろうと思えばこれから何だってできるぞ。
 人生は案外短くないぞ。で、オマエは今ナニをめざしてるんだ』

むむむ。最近きちんと考えてないとは、なんたる不覚。

まっさきに頭をよぎったので
もう一冊、本を書きたいのです!というようなことをお伝えした。
言葉に出したら、なんだか本気でやる気になってくる。不思議。

いろんなヒトに「刺激を受けた」なんて平たい言葉じゃ青ッちょろい感じだし、
「熱い」ってだけじゃ全然その熱を伝えきれないし、
「シビレまくっています」などというのも軽すぎだよなあ。

まあとにかく、この年になってくると、
ガムシャラに汗を流してがんばるっちゅうだけでなく、
徳のある話が心に染みてくるのです。

…といっても、よくありがちな
「私利私欲に走らず、贅沢に溺れず謙虚な心で‥‥」
なんてご教訓は、もう全然聞きたくありません。
世の中を便利にする道具を必死になって普及させてきた大手メーカーの社長が、
「世の中が便利になって物欲や贅沢なことがけしからん」
と仏のようなことをおっしゃるのはいかがなものか。

本田宗一郎氏のように
「色街で出会った半玉をモーターボートに乗せて‥‥」
なんて話に続く人生観にこそ学ぶのです。

元気出して楽しんでいきましょう。

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2008年6月 7日 23:17に投稿されたエントリーのページです。

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