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そこでひとつお伺いしたい。

私はこのブログで注意していることが2つあって、
ひとつは、なるべく経営哲学のご教訓のようなこと上から言わないこと。
もうひとつは知人や出会ったヒトを固有名詞で発表しないこと。
しかし、今回は自慢してしまいたいのです。
毎週日曜日の朝、ブラウン管(←って古いか)の向こうで
政治家を鋭く斬り込むジャーナリスト、T原S一朗氏を取材してしまったのです。

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当日、早々と取材場所の
溜池山王に着いてしまい、同行の篠田花子とともにひるめし。
定食屋で「冷やしそば定食」900円。
現地ホテルに到着すると、撮影のセッティング準備に消える花子。
んじゃワシはそこで一服でもしとりますわ、と気軽にラウンジでコーヒーを頼む。
どひゃああ、アイスコーヒー1155円!。‥‥。メシより高い(泣)。
でもそこで驚いたり、情けない顔を晒してしまっては、セコい男を露呈してしまう。
平気なフリをするのだ。

なにしろ隣のテーブルでドッシリと座り
スパスパやってるオジサンはとても堂々としているじゃないか‥‥
んんん? 
そのヒトは作家のM崎学氏ではないか。
著名人の出番待ちをしている場所で別の著名人に遭遇するとは、やっぱり東京です。

さて、実際に目の前に現れたT原さん、
テレビのように眼光鋭くトゲのある言葉で相手を刺すような言葉づかい‥‥
は、一切ありません。
言葉丁寧で礼儀正しい年配の紳士そのもの。

声のトーンこそ、あのテレビのままですが、
相手の話を遮るようなこともなく、
こちらの質問を正確に聞き取ってから丁寧に応えていただきました。
本人曰く、
取材されるより取材をしてたほうがダンゼン楽しいらしい。

それにしても、カフェでの取材だったので
T原氏の存在に気づいた周りの人々からグサグサと視線を感じます。
そんな空気は私も初経験で、私もちょっとコーフン。

Wikiってみてわかったんですが、このヒトの人生、すごい。
シド・ヴィシャスも顔負けのパンク老人です。
破天荒で過激で向こう見ずにやってきたハチャメチャさの中に、
並々ならぬエネルギーが垣間見えてきて、
なんだかとてもT原氏のファンになってしまったようです。

丁寧に挨拶をして去っていく姿も、またいい雰囲気でした。

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2008年7月19日 23:08に投稿されたエントリーのページです。

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