2010年度の新卒採用の企画提案が
最初の山場を迎えつつあって、弊社スタッフが多忙になってきました。
毎年と様子が違うのは、
東海地区だけでなく、東京での案件もこなしていること。
それにしても、だ。
新卒社員の採用活動が一斉スタートするって、どうなんだ。
企業もいい人材確保のためには「よ〜いドン」で採用・選考をはじめざるを得ない。
何かこれ、媒体屋さんの陰謀に踊らされてんじゃないのか。
学生も何のイメージもなく、自分の将来をぼんやりと考えはじめる。
いいのか。ニッポンの就職活動。
それにしても、だ。
話は変わって、毎日この猛暑は何なんだ?
街中どこでも路上を歩くだけでサウナ効果のある無料サービスなら
不要だからやめてほしい。
金曜日、見知らぬ街でどうしても
フリースポット(ネットにアクセスできる場所)を見つける必要に迫られた。
ケータイで検索しながら炎天下を歩き回っていたら
シャツはベタベタ、アタマはフラフラ、安物の扇子はぶっ壊れるし、
目的地にたどり着く前に干涸らびてしまいそうです。
しかしその日は、
2010年度新卒採用の大事なプレゼンテーション。
企画書に書かれた丸囲みのコメントを指さしながら私は熱弁をふるいました。
「大切なのは、このまぁるい四角の中です」
ん? まあるいしかく?
同席した篠田花子が隣の席で、
こみ上げてくる笑いをこらえるために、鼻の穴を広げ、
肩を振るわせ、目に涙を浮かべている。
私は、一斉にはじまる企業の採用活動と猛暑にやられた犠牲者だと思いたい。