その企業の人事担当マネージャー、
Y氏と出会ったのはすでに2年以上も前のことです。
たいへん熱い意志をお持ちなのだけれど、
採用が思い通りに進まないことに悩んでいらっしゃいました。
大変な状況だけは知っていたつもりだったのですが、
その会社のことについて、私はほとんど何も知らなかったことに愕然としました。
見苦しい言い訳からはじめてしまうと、
今年初めてこの会社のお手伝いをさせていただくことになり、
詳しいことを知る機会がなかったから…なんですが、
ヒアリングのたびにどんどん驚きの情報がインプットされるのです。
現社長のV字再建の手腕。
かくも楽しそうに働いている若者たちの表情。
事業を立ち上げてきた先輩たちの会社に対するロイヤリティ。
社員が抱いている経営者への尊敬。
予想をはるかに超える大型連休の充実度。
システムや商品売りではないベタな営業活動。
同期の仲良し度合い。
…なんだか、すごくいい会社なんですけど。
しかもこんな会社が、内定辞退率の高さに悩んでいるなんて。
悩んだ末に辞退した学生君たちよ。もったいないことしたんじゃないか。
よし! ワシら、がんばろうじゃないか。
こういう企業の方々と
信頼を深め合ってすすめていける仕事ができるワシ、幸せです。
乾杯。この日のビールはうまかった。