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不景気で見える会社の「心」の中。

弊社クライアントの水谷精器工業さん、
ホンダ系の中堅サプライヤーなんですけれど、
本日、就活の学生に向けたオープンセミナーを開催していたそうです。
この時期に本当に素晴らしい取組だと感動しました。

Civicbass.jpg


しかも、人事幹部の岩田さん。
「クリスマス前の祝日にわざわざ学生さんが足を運んでくれるんだから、
採用云々はヌキにして、ほんの少しでも役立ててもらうために社内のみんなで思案を重ねた」
っておっしゃるではないですか。マジで泣けます。
ヒトを道具ではなく「財産」だと考えている証ではありませんか。

「こんな時期にはほっといても労働力なんか確保できるんだ!」

と豪語する経営者の意見だって決して間違っているとは思いませんけれど、
そういうヒトはいくら理念を謳っても、
結局ソロバン勘定が先走ってるんじゃないでしょうか。

こういうたいへんな時期だからこそ、
企業の(あるいは経営者の)むき出しのホンネが見えてきます。
いくら不況に苦しんでも、理念を忘れずにいたいものです。

『理念を全うして会社がなくなるんだったらそれも以て瞑すべしと受けとめろ』

と説くPHP研究所の江口社長の言葉が心に染みます。


コメント (2)

shuさん、こんにちは。

rssリーダーが反応したので来てみると
見慣れたsteinbergerとTYPE-Rがっ(笑)

取り上げていただいてありがとうございます。
弊社はライン作業の無い金型製造業なので人財が
すべてだと思っています。

ただ、来年は良くも悪くも全社員の総合力が
試される1年になりそうです・・・。

また、飲みに行きましょう。

shu:

コメントありがとうございます。

この画像じゃ、見る人が見たら完全に本人特定できるよなあ…

なんて思って、実名で投稿させていただきました。
ま、尊敬させていただいているのだからいいか!と
勝手な判断で書いてしまいました。

弊社クライアントの方が小職のブログを見て、
「立派な取組をされている企業もあるんですね」
と、わざわざ電話をいただきました。

今、巷の企業が取り組んでいらっしゃるのが2010年採用です。
採用した方がモノになるのに2〜3年かかると思えば、
時代はさらに違う状況になっているはず。

貴社の先見性をもった取組には見習うべきものがあります。

ウチのシゴトに「なる」「ならない」は別にして、
本当に素晴らしいなあと思うのです。


また早々に新年会でもしましょう!


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2008年12月23日 23:18に投稿されたエントリーのページです。

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