2001年。もう8年も前のことですが、
親交の深い学習塾、セイワ塾の経営者、竹内兄弟とともに
ワクワクしながら立案した壮大な事業構想がありました。
今でもその時にこしらえた事業プランと実行案が残っています。
あちこちでその趣意書をもって話していたのは、
もう8年も前なのですね。
その事業の目的は、
「完全な民間事業の私立学校設立」という、もう壮大すぎるスケールでした。
私の担当は『職業教育』についてのコンテンツづくり。
未来のニッポンを思って(←マジメにそう思って)
気持ちはとても前のめりでした。
どのぐらい本気だったのは、
当時会っていたヒトを並べてみればわかります。
政治家の先生に「そりゃいい取り組みだ」と賛同していただき、
もっと話を聞かせろと向こうからやってきました。
学校設立を前にした
大手企業の担当者も興味を示してくれて、コラボの可能性を探りました。
思えば、計画が具体化したらまたよろしく、と別れたきりです。
何の中身も決まっていなかったその学校は3年前、
「海陽中学」として開校しています。
そしてなんと、
遙か彼方スタンフォード大学にまで足を運び、
教育学部長(のようなポジションの教授)と連携のオファー。
プロジェクトのお手伝いをしていただけることも口頭ではありましたが、
快諾していただいたのです。
ダニエル・ゴールマンの名著
「EQ」でも取り上げられたシリコンバレーの私立一貫校
「The Nueva School」も見学もして、
そこに勤務する日本人教諭とも親しくなり、
自分たちの進む方向に、がっちりと手応えを感じていました。
そんな本気モード満載で、
壮大なプロジェクトを実行に移そうと考えると、
次々と壁が立ちはだかって、とても一筋縄ではいかないのです。
拙速を嫌って検討を重ねるごとに
だんだん前へ進むチカラが減衰していく。
とはいえ、ナニもしないでいたらイカンだろう。
小職の役割としてすぐに動ける具体策を創り出したかった。
思えばその頃、自分で実現できそうな
「社会人づくり」や「職業教育」についてのコンテンツを
あれこれと企画を立てては「コレをやりましょう!」と、まくし立ててました。
構想を前に進めるために結果を急ぎたかったのです。
ま、しかしワシに賢い実行力がなかったんでしょうね。
夢の構想は霧散して、今や忘れかけていました。
‥‥が、
そんな遠い日の夢が、
『急場しのぎの宿題やっつけミカ右衛門』のひらめきによって
シャキ〜ンと覚醒されました。
当時の構想をうまく分業化させて
ジオコスで強みを発揮できる事業分野のみを切り取って、
実行していくことは、十分可能だと思います。
今こそ、当時の夢のひとつひとつを
実現に向けてアクションを起こす時かもしれません。
勉強会の宿題を忘れたMikaに、サンキュ。
コメント (2)
勉強会の宿題を忘れたわけではないんですYO...
(言い訳です、すみません)
事業としてなり立つモデルをきちんと練ってから
ぜひアクションを起こしていきたいです。
まさかしゅうさんが8年前に考えていたとは!
しかも2001年が8年前だったとは!
最近、時の移ろいに驚きやすくて困ります。
投稿者: mika. | 2009年8月25日 08:26
日時: 2009年8月25日 08:26
がんばろーぜ。
8年前はポシャったけど今度は実現させようぜ。
投稿者: shu(内輪コメントで失礼) | 2009年8月30日 02:08
日時: 2009年8月30日 02:08