7日金曜日は、全社員が名古屋に集まっての打ち上げ。
16期の労をねぎらう宴です。
残念ながらワイスケは、ご家族の都合で
多摩まで帰宅しなければならなくなってしまいましたが、
あとのメンバーは「シビアな時間厳守」でその会を始めました。
なぜかというと‥‥
平田のばあさんがサプライズを企てていたのです。
オフィスの前にドド〜ンと2台のド派手なストレッチリムジン。
ふた手に分かれてナイトクルーズです。
ワシは密かに堀川を下る屋形船を予測していたのですが、
川ではなく街の道路を走りました。
銀座か錦のクラブのような車内で
シャンパンで乾杯。
道行く人からの注目度はバツグン。非日常の心地よい空間です。
さすが、バブル時代を経験した副社長の企画。
‥‥が、見慣れた名古屋の風景を1時間半も走ると、
用意されたシャンパンの酒瓶も底をつき、
HIPHOPの映像とドンシャリの音楽だけが車内に流れています。
話題も「目的地はどこだ?」と、
その一点だけになってややグッタリとしています。
そして、リムジンは、
名古屋駅前にある繁華街の前で停車しました。
先行していたワシらのクルマだけ先に到着して、後続がなかなか来ない。
ワシらはショーファーカーの中で待機。
しかし、この状況って、かなりヤバいんじゃねーか。
車内のワシらは気づきました。
停車した場所は、新しくできたオープンカフェの目の前で
大勢の人でかなり賑わっています。
そして周りの注目は、ただ一点。このクルマに集まっています。
バブったド派手な乗り物、正装したドライバー兼ドアマンが扉を開ける、
そして大勢のギャラリーの前に颯爽と姿を現す(晒す?)のは、
なんと庶民なジオコスの社員一同様です。
拷問?
もうサイコーに恥ずかしいじゃん、この遊び。
クルマを降りるや否や、
そのゼイタクな気分の余韻を味わうこともなく、
乗っていた全員が、なるべく早くその高級車から離れて
関係ないフリを一生懸命した。
(つづく)