新しいイヤホンを入手しました。
音漏れしない&ドンシャリ系という望み通りのモノではありますが、
過剰に増幅された重低音と耳に刺さるシャリシャリ音は
飽きてしまう予感がしないでもありません。
ンが、今はこのイヤホンの
爆音中毒になって酔いしれています。
恥ずかしい自分をカミングアウトしますが、
大音量で70'Sロックを聴く際のワシは
『スタジアムのステージに立っている妄想に浸る』
という危ないビョーキを中学の頃から慢性的に患っています。
出張の道中に繰り広げられる『LIVE IN 新幹線』が、
密かなマイブームです。
大観衆を前にしたステージでのワシは
レニー・クラヴィッツのようにパートを自在に変えていきます。
KILL THE KINGならドラマー
TOYS IN THE ATTICならベーシスト&コーラス
NO FEELINGSならギター&ボーカル
LIFE IN THE FIRST LANEならドラム&ボーカル‥‥。
衣装もサラリーマン姿じゃなく、完全にJoe Strummerになりきってます。
ステージのワシはものすごくかっちょええ。
ギターはヘタで話にならんので、
知り合いのオッサンの誰かを勝手にイメージして登場させます。
のけぞって恍惚とした表情で弾いています。
パンクにウエストコーストにハードロック。
ジャンルは節操なくバラバラなのですが、スローバラードはありません。
すると、あっと言う間に時間が過ぎていきます。
…おっと、イカンイカン。
移動中にウメコの原稿チェックをするんだった!!!!
しかも移動中とはいえオンタイム。
音楽を聴いてこんなアソビに没頭してたら完全にサボりです。
でもでもでも。
我が妄想ライブ会場である
新幹線車内を見渡すと、
サラリーマンのほとんどが緊張感なく眠りに墜ちています。
弊社にも移動途中や聴講中、あっと言う間に
だらしなく口を広げて意識を失うワザの持ち主がいますけれど、
そういう人種が大集合している感じです。
新幹線は公然おサボりオープンスペース状態です。
起きていても読書してるか、
女性などはケータイをチクチクと飽きずにいじっています。
一心不乱にパソコンに向かう若者とて、仕事をしているとは限りません。
mixiに書き込みをしているに違いない
…と、ひねた想像をしてしまうのはゲスの勘ぐりか。
その昔、新幹線の中で
求人誌レギュラー記事を書き上げたり、
企画書を書いたりしたモーレツな時期もあったりするのですが、
今は妄想ライブのロックスター。
大丈夫か。ワシ。
仕事に関わる話は、
メルマガで書く(書かされる)ようになったので
さらにユルユルと脳の休まる戯言方面に
突き進んでしまいました。