写真は高校時代の同級生、
飲食店を18店舗運営する会社の専務加納クンと
映像プロダクションを経営する岡田クンです。
とはいえ、高校当時はほとんど接点がありませんでした。
彼らはエラいデキが良かった。
何十年ぶりで偶然に出会った加納クンは、
弊社ジオコスの業種をまったく知らずに話してくれました。
なんと!幹部候補の人材確保に苦労している
と言うじゃありませんか。
そのお悩み解決こそワシの事業のど真ん中ですよ!!
ってなワケで商談へ。
同級生相手に商売の熱弁を奮うってのは
なんだかムズ痒いような感覚に襲われてしまいます。
『あの伊藤秀一がそんなことを宣うか』
と思われてたらヤだなあ。
でもテキトーに話してちゃじゃダメだしなあ。
必死でシゴトを取りに来てます!って空気も出したくないよなあ。
ちゃんと余裕かましてなきゃなあ。
…などと、アタマをグルグル回転させながら話しました。
が、きっとワシらのスタンスに
少しぐらい共感はしてもらえたんじゃないかと思います。
商談が終わり、すっかり陽が落ちて
そこにタイミング良く岡田クンが合流して…
それでワ。ビールでも呑みますか。
と自然な流れで、加納クンの経営するタイ料理店へ。
疎遠になって27年の年月が経っているので
お互いが過ごしてきた道のりや追懐を共有しました。
同じ名古屋エリアに居を構えつつも、
それぞれの生活環境が大きく違うので、聞く話題が新鮮、
かつ深く考えさせられます。
会社経営で目指していくもの、
それぞれが置かれた立場での苦労話、
親の介護、田舎の相続、生活バランス、地域コミュニティなど
さまざまに抱える大事な問題&些末な問題、
今この年齢になってこそ考える幸せ感‥‥。
重ねてきた経験はバラバラなんだけれど、
それなりの艱難辛苦を積んできただけのことはあって、
ヤツらの話はおもしろかった。
もう45歳だから、なのか、
まだ45歳だから、なのか。
大好物のタイ料理をほおばりながら、
オッサン同士の長い夜は、久しぶりの再会を思わせず、
ダラダラと流れていくのでありました。