「この人、60歳なのよ。
無理して若いカッコしてるけどさ」
と、ワシを指さして居酒屋のバイト娘をからかった
同級オヤジの海老原嗣生社長に対してワシは、
んなろ〜めバーローめ!と言いつつ、
否定も肯定もせず生ビールをぐびぐび呑んだ。
それは悲劇の始まりだった。
(※写真は若々しい正真正銘の60歳真野社長と)
京橋オフィス横の居酒屋の
元気のいいバイト娘は
海老原の投げた会話に元気よくこう返してきた。
「え!私のオジーチャンと一緒だ!」
ワシは、もはやオトーサンを超えて
オジーチャン呼ばわりされる風貌になっていたのか!!
もうそんな年齢に見えてしまうのか!!
(T@T)が〜〜〜〜〜ん。
ここ最近でこのストレートパンチは深く効いたぞ。
すでにオジサン世代を突き抜けて、
とうとうオジーチャン扱いされる日が訪れれてしまった‥‥。
そりゃワシは、
ほとんど白髪だし
シワの刻みもますます深くなってきたし、
ガクンと酒に弱くなってきたし、
朝起きるとなんだかアキレス腱がギシギシしてるし、
ケータイを眺める時は遠くに手を伸ばすし、
出張先でアラームなしでもちゃんと目が覚めるし、
白い鼻毛も伸びてくるし、
歯茎が少しずつ下がってきてる気がするし、
皮膚がたるんできたし、
記憶力もかなり落ちてきてるし、
カラダが相当硬くなって背中が掻けないし、
モスキート音は聞こえないんだけどさ。
だけどさ。
カツ丼きしめんセットは食うし、
(…もうお腹出るだけ?消化不良起こすだけなのか?)
もうそれムリじゃね?っていう服を選びたいし、
(…ただの恥知らずなのか?)
大学生と熱血トークできるし、
(…ワシにムリヤリ合わせてもらってんのか?)
ステキなオネーサンにはドキドキもするし、
(…キモいだけか?)
オジーチャンなのか‥‥。
本当にそう見えるのか‥‥。(T_T)