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謙遜は日本語の美徳?

今週は外国人と話す機会が
たびたびあって、自分のやっている商売の特徴を
うまく説明できなくて悔しい思いをした。
働く人のモチベーションを高めるための情報発信をする企業、
きっと外国にもあるはずだよな。

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で、ふとメールを書いて思った。
こんな内容だ。


『迅速なご対応ありがとうございます。
 お手数をおかけして申し訳ございませんが、
 同ファイルをA様にもご転送していただけると
 たいへん助かります。
 恐縮ですがよろしくお願いします』


へりくだり過ぎで
なんとなくネガティブに見えてしまう。
こういうのが日本人の美徳かもしれないけれど、
なんか弱腰じゃねーか?


外資の企業だったりしたら
きっとこんな感じだ。


『あなたの素早い対応は私たちを感動させました。
 今後のスムーズな進行のために
 このファイルをA氏にも転送してください。
 そのひと手間はプロジェクトに幸運をもたらすでしょう。
 あなた行動に感謝します』


英雄気取りのアメリカっぽい感じになった。


もしかしたら、
こうした言語表現は気質の現れなのじゃなく、
日本語によって作られたものじゃね?


日本語の謙譲表現によって
ニッポン人は「意志」をハッキリさせられない。
『NOと言えない』のは
『ニッポン人』じゃなくて『日本語』のせいかもしれない。
な〜んて突然思ったりして。

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2014年7月12日 23:55に投稿されたエントリーのページです。

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