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記憶がなくなる恐怖体験

う〜〜ん…。よくない!
ゴールデンウィークには我が家が空巣にやられ、
盆休みは自分の体調がやられました。
しかもかなり怖い体験です。
これはお祓いに行かなきゃです。

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8/17。盆休み最後の日曜日。
大学生の主催するイベント『名古屋わかもの会議』の
ゲスト審査員として招待されていました。


慌てて会場まで走ったことだけを覚えています。
でもそこから記憶が途切れます。
会場入りしたこと自体の記憶がないのです。
が、会場の集合写真に写っているし、
断片的に名刺交換なんかをしていた記憶があるので
現地にいたことは間違いありません。
でも、そこでコメントしていた内容については
まったく思い出せません。


記憶しているのは、
会場を途中で抜け出たことです。
夜になって
「外で電話してたらはぐれてしまった。お爺ちゃんか。ワシヤバい。」
とFacebookに投稿しています。

朦朧とする自分への
備忘録にしようとしていたことだけ覚えています。
が、後になって「誰と電話していたのか」と確認すると、
着信も発信もなく、
ワシを探していたと思しき主催者からものだけです。


その間、どこで何をしていたのか‥‥。
本当に記憶が飛んでいます。


時はすでに21時。
だんだん我に返って動揺が高まります。
事態を把握することと、自分が今いる場所を朦朧としながら確認。
タクシーで帰路につく途中、
主催者からの着信があることに気づき、
慌てて折り返したのはすでに22時。
当然イベントはすでに終了しています。
その間約3時間。
記憶がほとんどぶっ飛んでいます。
呑み過ぎて酩酊状態ならともかく、完全なシラフです。
恐ろしすぎる。


そこからはもう
めちゃくちゃ動転してしまいました。
わけが分からず、
事態を把握をすればするほど動揺が高まります。
いよいよ自分もこのままミハエル・シューマッハ氏のような
昏睡状態になっていくのかとアタマをよぎり、
それがまた動揺を増幅させます。


帰宅後、家人に
「今日の記憶がない」と驚かせ、
その反応に再び恐怖感に陥るという異常事態。
その晩は、自分の記憶混濁状態に動転して
全然眠れませんでした。


8/18。盆明けの出社。
睡眠不足で疲労が残っていますが、
意識はハッキリしています。
だんだん明確になっていく記憶をたどればたどるほど、
自分のめちゃくちゃ具合にアタマを抱えます。
主催者にも何度も詫びを入れると、
大学生なのにメチャクチャオトナな対応。
申し訳なく&頭が上がらず&尊敬です。


そして安否確認や
アドバイスメッセージをくれたヒトの暖かさにも
本当に感謝しかありません。


8/19。
WEBではかなり評判のいい脳外科だったのと、
家からさほど遠くなかったので
「名古屋脳神経外科クリニック」に。
CTスキャンの結果、異常箇所はまったくないとの診断。
怪しいカケラも見当たらないとのこと。


「急な運動による脳の酸素不足が
 電解質異変や血管萎縮などを起こし、
 一時的な記憶障害に陥る症例は少ないくないので
 おそらくその類」だと。


なんとなくひと安心です。


混乱して怯えて、
生まれて初めて死の恐怖まで味わった瞬間でしたが、
Facebookで報告したあとは、
皆さんの激励に胸が熱くなってばかりでした。
この温かさに触れ、もっと恩返しをできる人生を
めいっぱい送っていきますよーーーー。


本当に体調管理には慎重にならないといけません。
皆さんもご自愛ください。

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2014年8月20日 19:56に投稿されたエントリーのページです。

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