そもそも子供時代のワシは、
ほとんど学校を休むことなどなかった。
大人になってからも、
少々の熱ぐらいで会社を休むことなんてなかったし、
風邪ぐらいは気力でぶっ飛ばせたし、
熱があっても健康なフリでデートに出かけたし、
それで普通に過ごせた。
転機は33歳の秋だ。
40度の熱が出たけれど点滴で乗り切り、
それでも3日も光熱が続く中で仕事をしていたけれど、
どうにも朦朧としてきて
打合せの途中で病院に駆け込んだら
肺炎の診断で即入院となった。
思えばあれを境に
健康診断ではガンマなんとかが必ずアウトだし、
酒にもめっぽう弱くなったし、
すぐに高熱でダウンするオジサンへと劣化してきた。
正常な老化なのだろうか。
この頃なんて、
ちょっと体調が悪いだけで
なんだかホントにぐったりと元気がなくなる。
「オトコは大げさに弱るくせに病院には行きたがらない」
とカッパちゃんから煙たがられ、
「アンタの風邪が社内に蔓延してマジで迷惑」
とマサヲに罵声を浴び、
肩身をすぼめて迷惑をかけないように
コソコソと仕事をしている始末。
そして休肝日も増えるし…。
イカンイカンいかんいかん!
そぉ思って今週は歩きましたよテクテクと。
2日で25000歩。約20km。
…走ってなくて歩いた?
オジサンをいたわってちょ!!