二十歳頃のワシは、
ロックンローラーを夢見ることがあっても、
まさか講演で話すことやラジオ番組を持つとは思ってない。
ステージと楽器はないけれど、
それも自分で進んで選んできた道だ。
三十代頃のワシは、
南国の島に憧れることはあっても、
地元や東北の過疎の町と密接に関わるなんて、
想像もしていなかった。
今週、岩手県住田町の多田町長とともに
地方創生の現場を視察したし、
豊田市役所の職員の方と名古屋グランパスの経営者を
引き合わせるお手伝いもしたし…。
もはやワシ、
何屋なのかわからないけれど、
これで何の見返りを求めているのか不明だけれど、
世の中にとっては間違いなくいいことだ!と信じている。
指先を舐めながら
目先の損得勘定を算段するよりは
このほうが性に合っている。
零細企業の分際で
キレイゴト言ってんじゃねーよ!
なんて反論があるかもしれないけれど、
それしか自分がうまく発揮できない。
ウチの社員には
いろいろ苦労かけちゃうけどさ。
PLの得意なスタッフに助けてもらいながら
やってくしかないな。
‥‥なんてさ、
いろいろ言い訳めいて見苦しいけど。
しょーがない。
もっといいことしよ!