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スミヨシ。最低の親父ですまんかった。

マーロン・ブランドや
ロバート・デ・ニーロがシリーズで演じた
映画Godfatherは、
深い愛情をもって身内の仲間を守りつつ、
対立する者には容赦なかった。

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※写真は2006年のジオコス社員

だけどそんな話は、
大物マフィアの爺さんを描いた物語で、
自分には程遠い世界の出来事でしかなかった。
二代目のドン、
マイケル・コルレオーネを演じるアル・パチーノが
パート2、パート3に進むほど
深い悩みに落ちていく。


自らの冷徹な采配によって
組織は成長を果たしていくものの、
大事なものも失っていく。


先週末に思った。
ジオコスの組織は大丈夫か。


二十年我が社で頑張ってくれた
スミヨシが独立していった。
「もう自分がいないほうがいい」と、
ドラゴンズの山本昌を彷彿とさせる言葉を残し、
涙ながらに語ってくれた。


そして社員がつくったVTRには
我が社を去っていった多くの人たちのコメントが
次々に流れてくる。


ワシは思った。


こんなにたくさんいたんだな。
そして二十年選手が去っていくんだな。
ジオコスっていう
全然ダメな会社を作っちゃったのかな?


しかも送別会のその日、
体調が最悪。
自己管理不足&ロートル感を背負って
早々に席を外したのだけれど、
その帰り道の路肩で歩けないほどになって
さらに反省。


「これは最悪の親父だな」


みんなを幸せにできることを
本気で考えてやってかなきゃいけないのに
何?この今のワシ。悔しい。

スミヨシ。おつかれさん。
最低の親父だったかもしれんけど、
これからも応援していくから。

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2015年10月10日 22:39に投稿されたエントリーのページです。

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