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池井戸潤作品を超えるリアルな客先のヒトコマ。

今年の仕事納めの日。
タツヤの体調不良により
取引先にひとりで訪問することになった。
弊社が実施させていただいた研修の
その後のヒアリングと次なるステップを確認した。
…が、厳しい状況を知らされた。

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親会社の業績不振により、
来年の予測が30%ダウンとのこと。

厳しい現実を前にして
社員のモチベーション維持がたいへんだと
役員さんがこぼしていた。


この会社は保有技術も高いし、
大勢の社員さんたちも研修で知った。
みんな自社に誇りを持って働いてる人たちだ。
社員の心配をしている役員さんも、
とても尊敬できる人物だ。


ワシがこの会社の役に立てることは
ほとんどないけれど、
モノづくりメーカーを紹介するぐらいならできる。
ドンピシャの引合せはできないけど、
それでもキッカケぐらいは
つくれるんじゃないだろうか。


奇しくも、
弊社でも今月の23日、
スグル、花子、ダンキチのリーダーが集まって
今後のジオコスの方向性について
じっくり濃く語り合った。


みんなそれぞれの立場で
一生懸命考えている。
苦しい時こそ、相手のことを
真剣に考えられるようになっていこう。


しかし、
いい会社というのは何なんだろう。


どこかの大手企業が
欧米の同業会社を何千億で買収したとか、
業界の世界シェアとか、
今後のM&Aの事業戦略とか、
そんなニュースを見ても、ココロは動かない。
むしろ空虚な感じさえする。


2016年はちゃんと
いい会社として評価されるように
育てていきたいなあと思う。

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2015年12月29日 14:39に投稿されたエントリーのページです。

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