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週末の湯河原…ではなく仕事で過疎の町へ。

2時間以上も運転をして、
現地で大勢の集まる会合に出席して10分程度の解説。
それが終わると再び2時間かけて帰路に。
しかも金曜土曜の2日間だ。
もうめちゃくちゃ非効率でしょコレ!
…と、最初はうんざりしていた。

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だけど金曜日。
移動中の美しい里山の景色を見ているうちに
ちょっと気が変わってきた。
これはこの大自然を味わうための充実した時間だな、と。
だいいち、
いい年こいたオッサンが
効率効率と追い立てられながら
オフィス街でワサワサ働き詰めなのもダサい。
間違いなくダサい。


ま、毎週末に仕事と託つけて
湯河原のように行きたくなっても問題だけどさ。


そして土曜日。
訪問先の町長が多くの町民たちに向けて
過疎化していく自らの町の危機感を熱弁されていた。
それを聞けて本当によかった。
だって自分の役割にも力がこもるから。
グッと背筋が伸びる。


夕方始まった会合が終わると、
すっかり陽が落ちていた。
山道は真っ暗闇で行き来するクルマはほとんどない。
真っ暗すぎてバックミラーに何も映らない。
不気味で心細い山道には、
イタチが飛び出しイノシシが現れ、
なかなかのホラーだ。


こりゃムダじゃなくて、
すげー経験してんじゃないか?


来月はこの町で講演をして、
ひと晩宿泊してくる予定だけれど、
3000円の部屋を自腹で泊まる予定です。
領収書を切って泊まるようなスイートルームの宿もないので
第三者機関に厳しく精査してもらうこともない。


チクショーこーなったら
自分の似顔絵まんじゅうを大量購入したる!
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2016年5月21日 23:34に投稿されたエントリーのページです。

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