岐阜県美濃加茂市まで
名古屋からローカル線を乗り換えて１時間半。
午前からじっくり一日かけて
大勢の役所職員さんから里山の現状と改革の様子を
丁寧に解説していただいた。
美濃加茂市には
かつて日一度だけ『日本昭和村』に来た記憶だけで、
とくに縁もなく意識もなかったけれど、
じっくり風景と眺めてみると
意外に美しい町だ。
電車の扉をまさか
自分で開けることを知らず、
少々遅刻してしまい迷惑をかけたけれど、
大きな３列シートのバンで迎えてくれた職員さんたちは、
明るく迎えてくれた。
第一声でいいヒト感を醸しだしてくれて
大いに安心できてありがたい。
厳しい残暑の一日で
朝から丸一日屋外を見て回る。
整備の進みかけた里山、ヤギ牧場、田園風景…、
熱心な職員解説を受け、
まずはその姿に感心してしまった。
作業着と真っ黒に日焼けした
化粧っけのない笑顔で元気よく語る女性職員さんは、
シゴトへの情熱をグイグイ感じられて、
もうそれだけでステキ。
気がつけばこの日、
ペットボトルのお茶を５本もカラにした。
現地に行く前までは、
ずいぶん難しい課題だと思ったけれど、
美濃加茂市のあちこちを見て回っていくうちに
新しいビジネスのネタを発見した。
これが具現化していけば、
またしても新しい官民協業のカタチが
実現できるじゃないか！！！
新しい方向が見えて
ワクワク感に包まれてオフィスに戻ると、
都会のギスギスしたビジネスが
感情のない三角の目をしてワシを待ち構えていた。