しかしこの評判は
激しく真っ二つの賛否両論が交互にやってくる。
−「若々しさが消えた」
+「今のほうが若い」
−「しょぼくれジジイに見える」
+「颯爽とした」
−「クソ真面目にみえる」
+「イケイケにみえる」
−「キモい」
+「さわやか」
本当に両極端に分かれている。
ま、関心をまったく示されず無視されるよりは
ずいぶんありがたいっちゃありがたい。
同世代のオッサンの評価などは
まったく気にせず聞き流せるけれど、
妙齢の女史の目線はそりゃやっぱり気になる。
かといって、
地下鉄のガラス窓に映る自分の髪型を
ひたすら気にする若者の行為は、
めちゃ恥ずかしくてカッコ悪いと思っている。
…ので、
できるだけ無意識を装っているんだけれど、
ビルのガラスウインドに映る自分の姿を
誰も気づかないように
こっそりチラ見して確認している
恥ずかしいオッサンだっってことも白状しておこう。
誰も見てないし
誰も気にしてないのに、
今日のワシのズボンと靴は合ってるかとか、
風で髪型がオタク親父みたいになってないかとか、
秒速で確認しては
「ワシの靴の磨きっぷりスゲーんだもんね」
「ワシの髪、今日は何の整髪料も付けてないからね」
と一人悦に入っている。
誰も見てないし
誰も気にしてないのに‥‥。
坂本龍一氏も
黒髪に染める前の秋篠宮殿下も
ゲゲゲの鬼太郎も意識していないけれど、
いろんな意見の中で
ほぼ間違いなく賛同されるのは、
なんかちょっとIKKOさんっぽいという評価だ。
んーー。
つまりビミョーってことね。
特にどこかに出かけたわけでもなく。
刺激的だったわけでもなく。
なのでこんな自惚れオジサンネタで茶を濁す。
しかしこんな早く一週間が過ぎるって、
なんだかアセる。