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寿司屋のキラーコンテンツに学ぶ

会社の近くに
カウンターとテーブル2つ、小上りの個室
という老舗のお寿司屋さんがある。
サラリーマン時代からお世話になっているけれど、
完全に接待用の高級店で
絶対に自分の財布じゃ行けなかった。

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オフィスビルの地下に
ひっそり暖簾が出ているけれど、
目立った看板などはなく、
決してインターネット上では噂にならない。


それでも二代目店主が
毎朝市場の目利きで厳選された旬のネタは
どれも秀逸で来る客を唸らせる。


有名か?
銀座にあれば超有名になったかもしれない。
急成長しているか?
代々1店舗でひっそり佇む。
それでも品質は文句のつけようがないし、
ネタのこだわりようは一流だ。
来る人を満足させている。


シブい店だ。
真の強さとはこういうことだ。


そんな店の暖簾を久しぶりにくぐると、
創業の翁大将が板場に立っていた。
「もうお客様には握らない予定だったんですけどね」
と少し照れたように言いつつ
私たちにその腕を振っていただいた。
その姿こそ「凛とした佇まい」
という言葉がふさわしい。


この自負にあふれる姿を見習おう。


ジオコスも創業四半世紀。
今、強さを示すことに注力している。
大きな組織ではないけれど、
強さなら自慢できるはずだと信じている。
味自慢の店にならなきゃアカン。


なーんて言って、
寿司食った自慢だけかよ!

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2017年9月 2日 21:11に投稿されたエントリーのページです。

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