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徘徊オジサンになりそうな名古屋駅からの同行

地元の私鉄代表、
名鉄電車は好きになれない。
とくに名古屋駅から乗るのは難易度が高く、
ずーっと苦手意識から抜けられないし、
駅員さんがたいてい不親切なのが
トラウマになっている。

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金曜日の同行で
名鉄必須の場所へお出かけをすることになった。
名鉄百貨店から地下へ下り、
いつもと違う入口から駅の改札口に入った。
たしかに改札を通り、
駅のホームを目指していたはずなのに
ボンヤリしていたワシは
再び改札口を通ろうとしていた。


同行のナツコが不思議な顔をして
ワシを眺めている。


「あれ?こっちって近鉄に行っちゃうんだっけ?」
…え?名鉄の改札ってどっちだ?」


と言っているワシを
立ち止まって首を傾げながら眺めているナツコを見て
なぜコイツは改札を探そうとしないのかと
不思議にさえ思って再度言った。
「三河方面に向かっていくのはどっちだ?」と。


ナツコは不安な表情でワシに言った。
「あの、ここですけど…
 なんで改札を出ようとしてるんですか?」
とキョトンとしている。


無意識に改札を通ったのか、
まったくSuicaをかざした記憶がない。
もう自分は改札にいて
三河方面のホームに向かっているのに
そこから出ようとしているワシは、
ボケ老人そのものだ。


「え?本気で大丈夫ですか?」


と、大まじめに心配された。
いやいやいやいや。
決してボケてしまったのではなく、
キミとの会話に集中していたと思ってくれ。
と言い訳したものの、
まるで信じてもらえない。


大丈夫大丈夫!!
かつて考え事をしながらトイレにしゃがんで
扉を締めるのを忘れたことがある。
あるいは栄の駅からオフィスに戻るのに
千種まで行ってから逆方向だと気づいたこともある。
帰宅途中、寝過ごしたんじゃなく、
読書に耽っていたわけでもなく、
降り忘れたこともある。


‥‥と、考えてみると、
これは本当にヤバいかもしれんな。

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2018年3月16日 17:06に投稿されたエントリーのページです。

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