2011.02.15
ジオコスノート vol.063|グローバルに大手偏重意識付けをする人材会社
(バックナンバー)
*━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ジオコスノート「グローバルに大手偏重意識付けをする人材会社」/2011.01.28/ vol.63
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
[ 本メールは弊社役員・スタッフがご挨拶させていただいた方にお送りしています ]
こんにちは。ジオコスの伊藤です。
先日、グローバル人材についての
セミナーを聴講して国際的な人材観について
多くのことを学んできました。
その話の中で
なるほど…と思ったのは、
各国の事情、規模の大小や業種、海外参入段階の状況によって
職能要件や課題が全く違うということ。
十把一絡げで考えてはダメだということです。
文字にしてしまえば、
そんなアタリマエのことを何を今さら言ってんだ、と
一笑に腑されてしまいそうですが、
各段階での人材要件の整理の仕方を精緻に解説いただくと、
実践的な考えがまとまります。
しかし一方で消化不良感も残りました。
それは、
国際的観点でみると日系企業が人材確保が不利
という調査報告を聞いたときでした。
◆専門職・技術開発職の処遇が諸外国に比べると低く、見劣りがする。
◆日本語という言葉の壁がある。
◆中国の人気企業ランキングに日系企業は2社しかいない。
日本語の問題は仕方ないとしても、
処遇や人気に頼って人材を集めなければならないとは
いかにも大手偏重な意見だと思うのです。
その不利な前提条件があったとしても、
上手に魅力創出をするためのポイントや事例を知りたかったのです。
「人気の大手だから人材が集まる」
という理屈を大手人材会社が説いているのは、
果たしてどうなんだ?
…と、疑問に感じたところを
これから私たちが少しずつ突き詰めてノウハウを貯めていこう。
そうすれば我が社のような零細企業にも
グローバル人材を確保するお手伝いができる。
これはチャンスじゃないでしょうか。
株式会社ジオコス
代表取締役社長 伊藤秀一