（バックナンバー／2012.5.25発行）
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◎愛知県名古屋市　　　
　面積＝　326.43km2　人口＝2,267,048人

◎岩手県気仙郡住田町
　面積＝　334.83km2　人口＝6,259人

面積はほぼ同じ。‥‥人口は1/362。

なぜこの二つの町を比較しているかというと、
縁が深くなったからです。住田町。

３月に行ったばかりなのに
先週また岩手県まで行って参りました。
しかも同じ気仙エリア（陸前高田・大船渡・住田）です。
瓦礫撤去などの復興ボランティアとしての
活動はしていませんが、
今回はSumita Meeting Practiceのメンバーに招かれ
‥‥というか、
「本気ならもう一回来いよ！」と脅され？
まちづくりミーティングに参加してきたのです。

テーマは
「若者が魅力を感じながら働ける町づくり」です。
地元の農業や住田町観光協会への
UターンIターン就職やインターンシップを検討していただいています。

で、思ったのですが、
人の役割って真剣に探せば出てくるもんだな、ということ。

復興のお手伝いが何かできないものか？
と茫洋と考えていたのですが、
現地で様子を見て、多くの人と出会い、語り、仲良くなって、
自分にできる復興のお手伝いを見つけました。

復興支援だからというバイアスなしでみても
こういう役割は気持ちがいい。

だって、
岩手ってコミュニケーションが濃厚。
スキルとか能力じゃなく
深い人間関係をムキ出しにして物事がじっくり進んでいくのです。

これが東京なんかだと、まったく逆。
コミュニケーションなんてまったくなしでも、
スキルだけで判断されるから、
たしかにジャッチは早いしスピード感をもって進む。
やりやすいかもしれませんが、物足りなさもある。

6000人の町の若者たちは
シゴトなんかより人間愛を大事に生きているなあ
と実感したのです。

このあたりの話は詳しくすると、
ダラダラ長くなっちゃうのでまたいずれ。

株式会社ジオコス
代表取締役　伊藤秀一