2019.02.19
新入社員研修|チームワークと自主性を身につける現場実践型の新入社員研修
こんにちは。うめこ こと都梅(ツバイ)です。
入社式まであと1ヶ月ほどになりました。2020年卒の準備で忙しい時期かと思いますが、新入社員の受入についても進んでいますでしょうか。ジオコスのお客様のなかには、座学やマナー研修ではない、実践的な研修を導入された企業様がいらっしゃいます。今日は、そんな新入社員の自主性を育てる研修をご紹介します。
▼目次
2.企業の福利厚生や研修に活用する取り組み『我が社の元気ファーム』
1.受け身ではなく、自らつくる「新入社員研修」
今回は、株式会社エステム様の事例をご紹介いたします。同社は、水処理施設の維持管理やコンサルタント業務を行う企業です。従業員400名ほどの企業ですが、新卒採用に積極的に取り組み、毎年20〜30名ほどの新入社員を採用しています。
そんなエステム様に2016年から導入いただいているのが、豊田の山村地域で行う新入社員研修です。「豊田の遊休農地を活用する研修」というフレームだけを与え、新入社員自らがチームごとに目標設定・スケジュール管理を行い、実施するという内容です。研修の目的は、入社後3ヶ月でチームワークや自主性を身につけること。新入社員の自主性に任せていることもあり、毎年内容は変わります。
2018年に行われた新入社員研修では、地元の3団体と協力し、「イベントを企画する」ことに。3チームに分かれ、伊熊営農クラブ様、水車の里つくば様、M-easy様へのヒアリングを行った後、企画のテーマや目的、プログラムについてのミーティングを重ねていきました。
最終日には、協力いただいた団体や地元の人たちを小学校の体育館に招き、『水と科学』をテーマにした体験学習を行いました。水の大切さを伝える手づくりの人形劇や、企業の強みを活かした水に関する実験に、地元の子どもたちも大はしゃぎ。イベント企画から集客、当日の運営までを、たった3ヶ月でやりきった新入社員たちは大きな達成感を感じたようです。地域を巻き込んだ有意義な研修となりました。
▼研修でご協力いただいたコーディネーター『おいでん・さんそんセンター』様のWEBサイト
2.豊田市の耕作放棄地を、企業の福利厚生や研修に活用する取り組み
『我が社の元気ファーム』
工業都市としてイメージが強い豊田市ですが、実は市域の70%が山村なんです。2005年、旧豊田市に6町村の編入合併がなされ山村地域の活性化が期待されました。近年の田園回帰の影響もあり、若い人たちが都市部から移住するという新しい動きがあるものの、全体としては高齢化の進行とともに人口減少が進んでいるのが現状です。それに伴って耕作放棄地も増加しました。「耕作放棄地が増えるのを食い止めたい」という地元農家さんの想いから生まれたのが、『都心にある企業が研修や福利厚生の一環として耕作放棄地を利用する』という取り組みです。ジオコスでは「我が社の元気ファーム」というネーミングで、様々な企業様にご提案させていただきました。農業や地域のとの関わりを通じ、今まで若手社員の育成や社内のコミュニケーションのツールとして活用いただいています。
3.「我社の元気ファーム」導入実績
事例|自社専用ファームを運営して若手社員の率先リーダーシップ育成
社員の積極性を育てるきっかけとして導入。農作物を栽培・収穫を通じ、自発的に企画・実行するための研修企画です。
事例|地域とのつながりながら、自社の新事業として可能性を考える
収穫米で酒作り、地元高校や企業とコラボした新メニューを開発など、地域との関係を築きながら、新事業展開に寄与しました。
4.まとめ|同期の絆と自主性が定着率にもつながる
私自身、社会人になってから必要だと感じたのは「自主性」でした。入社してすぐは先輩や上司の指示に従う事が多く、なにをやるにもまず相談。わからないことがあると、誰かに声をかけられるまでフリーズしてるというときもありました。しかし、企業に求められるのは、自立自走できる人です。自ら考え行動できる社員を育てるためにも、新入社員に”任せる”研修は、大きなきっかけとなります。また、3ヶ月という短い期間で、喧々諤々と意見を交わした同期は一生の仲間になるはずです。
豊田の山村地域を活用した研修は、企業様によってカスタマイズさせていただいております。ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
研修実績はこちらから
株式会社ジオコスは「人の心を動かす情報発信」という理念のもと、採用ツールを中心としたクライアントの広報支援を行ってきました。
私たちが目指すのは、目に眩しいクリエイティブさでも、レトリックの冴え渡る表現力でもありません。不器用でも、かっこ悪くても、一生懸命がんばって生きている人に視点を注ぎ、理解し、それを正しく伝える。かっこつけるより、理念、情熱、尊敬をキーワードに共感しあえる。それが私たちのシゴトの価値だと信じています。
何気ないアタリマエの日常の奥にこそ、誰にもマネできない唯一無二の強みが潜んでいます。私たちジオコスは、組織のキャラがにじみ出るストーリーを探り当て、魅力に変え、WEB、印刷物、動画を制作します。
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◆writer◆
都梅まき(ツバイマキ)
2009年入社。新卒で入社し、制作ディレクター、営業を経て、事業推進部へ。
企業理解を深めるために、お客様が出店するスーパーマーケットをプライベートで全店舗まわったり、半日体験入社したり、入社する人が住むであろう本社や勤務地の生活環境を散歩したり…ストーカーのように調べる変わり者。今の楽しみは、週1回ペースで遠方のお客様と世間話をすること。社内でのあだ名は「うめこ」。
◆過去担当案件一例◆
岡山本社の総合建築会社・和田組さまブース装飾・スライド
京都本社の葬儀社・花駒さま採用リーフレット
愛知県豊橋本社のスーパーマーケット・デライトさま採用リーフレット・パンフレット
愛知県東海市本社の鉄鋼商社・三和実業さま採用パンフレット
愛知県小牧市の特殊鋼商社・名古屋特殊鋼さま会社案内パンフレット
愛知県岡崎市の試験評価・エフティテクノさまコーポレートサイト
高校生進路応援冊子『@18』編集長
◆これから採用活動を行う採用担当者さまに読んでいただきたいブログ◆
新卒採用を行うメリットは?
人材採用に関する5つの原則
採用予算はどこにかけるべき?
ターゲット人材は、社内にいる誰タイプですか?
入社後のミスマッチを防ぐ採用広報は?
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