「自慢できるメリットがない」
という声。お客様からよく聞く言葉です。
でもそれは「ない」のではなく、
「気づかない」だけで
見つけるのは工夫次第です。

私もこの仕事に就いたばかりの頃、
（※って大昔ですが）
「この会社メリットあんのか？」
と迷ってばかりでした。

思い出があります。
リクルート就職情報誌事業勤務時代。
はじめて私の制作した求人広告が、
全国入賞した時のことです。

顧客はとある大手消費者金融。
サラ金業界は栄華を極め、
TVコマーシャルで大々的に露出していて
メジャーな存在ではあったものの、
いいイメージはありません。

私自身も良さがわかりませんでした。
ところが入社した人に聞くと、
「こんなに安定成長の組織はない」
と満足げに語るのです。

そこで、私は『安定』を
違う言葉で表現したのです。
その時に書いたキャッチが、

年商2700億円、
従業員数＠＠＠＠名。
親父の勤務先より
大きな会社に入ります。

ネガティブなイメージが
払拭されるんじゃないかと思ったら、
見事応募者はめちゃくちゃ増えました。
（※数までは記憶にないけど）

働きがいや仕事内容など、
まったく無視した
言葉のレトリックだけなので、
今なら全くオススメしない手法ですが、
入社した1987年に小僧だった私は、
これでひとつ開眼したのです。

『会社は安定しています。』
というのではなく、
安定していることをどう伝えるのか？
がポイントになるのです。

それと同様に、
その仕事の知恵の出し方、
その事業の唯一無二な方法、
その技術の細かな解決策などなど、
紐解いていけば、
どんな会社でもメリットがあります。

自分じゃ気づかないことも、
他人が見たら
チャームポイントってありますよね。
それに気づけることが、
大事になってきます。

どうしたら、それができるか。
知りたい方はご一報を。
ノウハウを伝授いたします。