IT業界で働くといえば
オシャレなcafeばりの職場があって。
しかし出社義務に縛られることもなく。
高級ホテルと見紛うほどの自社リゾート施設で
ワーケーションを満喫できる
憧れのお仕事だったはずなのに‥‥

Twitter社長に突如就任された
イーロン・マスク氏が
「猛烈ハードに働け！さもなくばクビだ！」
「テレワークなどふざけんな！出社は義務だ！」
との強権発動をして話題になっています。

働いていた社員さんにしてみれば
「イマドキ何言ってんだ！ふざけんな！」
「なんてパワハラ経営者なんだ！」
ってことでしょうが、
外資企業は叩かない風潮のマスコミですから
一般の人々に火柱が燃え盛るほどの
炎上ニュースになっていません。
むしろ私の周りには「よく言ってくれた！」と
称賛する経営者もいます。
カオスですね。

仕事という視点ではなく、
人生のことを主軸に考えてみました。
人は幸福な生涯を過ごしたいに決まってます。
大切な人のためなら自己犠牲もあるでしょうが、
できるだけ自分のメリットのためにだけ
努力や研鑽をしたいものです。
しかもできるだけラクをして稼ぎたい。
コスパのいい人生を送りたい。
だから社畜なんて最悪です。

で…、このTwitter大量解雇。

イマドキの若者にしてみれば、
だから会社勤めなんかアテになんないんで
好きなことをして過ごすのが一番。
不労所得で贅沢に暮らしたい。
と思ってしまいます。

でも、できない。
満足な稼ぎを得られるほど
誰かのためになってないからです。

黙っていてもリッチになる暮らしって
投資家とか資産家とかギャンブラーぐらい？
あんまりないですよね。
資産家だってやがて財団を作ったりして
利他の何かを始めますよね。
あるいは「失敗しない投資セミナー」…なんて
先生になっちゃったりしてますよね。

結局コスパだけ最優先、
自分のためだけ最優先って人生は
ずっとは続かないし、
もしそれが続いたとしても
だんだんつまんなくなっちゃうのかもね。

イーロン・マスクさんだって
わざわざ別の企業に乗り込んでいって
「もっと働け！」「クビだ！」
などと言う必要などない人生だった。
でも社員さんに働いてほしい理由がある。
めざしているゴールが何かある。
ハードに働いても楽しい！！！
って思える「使命感」があるやつだけ残れ！
ってことなんじゃないのかな。

儲かるか儲からないかじゃなく、
ラクできるかどうかじゃなく、
ポリシーやめざす成果に共感できるかどうかって
めちゃくちゃ大事ですね。

自由な働き方ができるかどうかを
最優先に考えるようじゃ
一生稼げる人にはなれません。
まだ半人前ってことですよ。