2024.07.22
同じ釜のメシを食うって死語ですか?
「同じ釜のメシを食う」ってことわざ。
今どきあまり言わなくなっちゃっいましたね。
故事ことわざ辞典によると、
『(略)同じ職場で働くなど苦楽を共にした間柄に用いる』
とのことです。
この手の仲間意識や絆を標榜するのは
今どき風じゃないのでしょうか。
変化のスピードが速い時代、
長期雇用・メンバーシップ型の雇用に執着する組織は
時代の波に乗り遅れてしまうのでしょうか。
ジョブ型雇用こそが変化に強く、
人材の役割・ミッションを明確にしていくことが
正解なのでしょうか。
何でもカタカナ用語にして、
最新のビジネストレンドに乗っていくことこそ
日本型経営の企業にとって
生き残っていくための術なのでしょうか。
いや。もしかして逆なんじゃね?
とも考えるのです。
AIが発展してDX化がどんどん進むからこそ、
ニンゲンが共感できることって
ニンゲン同士のつながりなんじゃないでしょうか。
先週金曜に名古屋商工会議所さん主催の
講演で登壇して思ったのです。
だって会場にはたくさんの人が
「我が社により良い人材を採用するための方法」
を探りにいらっしゃっているんです。
同じ釜のメシを食う仲間を探しているのです。
そこに絆もクソも必要なく
与えられた役割にただただシンプルに
自身の能力を発揮してくれさえすれば良い!
という気持ちじゃないから
話を聴いていただいたんだと、
アンケートを拝見すると感じるわけです。
人が組織で働くことに
意義を感じなくなっちゃったら困りますよね。
全日本国民が投資をしているだけで
豊かに暮らしていけるわけじゃないですよね。
ニンゲンが仲間とともに
誰かのために役に立つと思って
労働を楽しんでいることが重要だと思うのです。
と、、、、
なんとなく思った世迷い言でした。
伊藤秀一『いい会社はどこにある? いい人材はどこにいる?』
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