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株式会社ジオコス|採用ツール企画|名古屋(愛知)

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採用広報で活かせるのか?! YouTube・SNSの可能性を探る[VOL.37]

こんにちは。うめこ こと都梅(ツバイ)です。

イマドキ世代はさまざまなチャネルから情報をキャッチしています。YouTubeやInstagram、Twitter、Tik Tokなどツールはたくさんありますが、採用広報で活かせるものはあるのでしょうか。仕事やプライベートでいろんなツールを一通り触っている都梅が、イマドキ世代のスマホに入っているだろうアプリの特徴や採用活動で活かせる方法・可能性についてまとめてみました。
 


▼目次

1.YouTube・SNSの特徴まとめ

 1-1.YouTubeの特徴まとめ

 1-2.Instagramの特徴まとめ

 1-3.Twitterの特徴まとめ

 1-4.Tik Tokの特徴まとめ

2.採用活動での活用方法をイメージしてみた

 2-1.YouTubeの活用イメージ

 2-2.Instagramの活用イメージ

 2-3.Twitterの活用イメージ

 2-4.Tik Tokの活用イメージ


 


1.YouTube・SNSの特徴まとめ


YouTube、Instagram、Twitter、Tik Tokの特徴について一覧にまとめてみました。

 


1-1.YouTubeの特徴まとめ


国内月間アクティブ
アカウント数

6500万(2020年12月時点)

ユーザー

 

20代利用率  

91.5%

全年代利用率

76.4%

 印象

10〜50代まで幅広い世代に利用されている

投稿の表示のされ方 

自分の過去の行動データから興味関心の高いと思われる動画が自動で表示される

企業利用の目的 

ブランディング・ファンの育成

 コンテンツの種類  ・動画
・LINE動画
・テキスト(説明欄)
・リンク(説明欄)
 最大文字数(1投稿)   2500文字(説明欄)
 拡散性   ◎ チャンネル登録者以外にも届く
 ユーザーが求める情報   視覚的に楽しめる情報

コミュニティの特性

リアルさや親近感を覚える投稿が好まれる

 

実際に運営していて感じたこと・やっていること

チャンネルの成長には時間がかかる
開設直後の拡散力は期待できないようです。一旦伸び始めると登録者が加速し、拡散力も上がると言われています。TikTokやTwitterで拡散し「詳しくはYouTubeで」と誘導するユーザーも多いですね。ちなみに現在のジオコスチャンネルは動画をストックする倉庫状態なので登録者や視聴回数を伸ばす戦略はとっていません。「投稿するだけでは伸びない」ことを実感しています。

動画企画と編集に時間がかかる
伸びているチャンネルは動画のコンテンツや編集が面白い。だたしSNSと違い投稿するまでの動画制作に時間も手間もかかるため負担が大きく、継続するのが難しい。LIVE配信や説明会のアーカイブを残すなどまずは動画編集をしない方法で活用するのが◎。

 

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1-2.Instagramの特徴まとめ


国内月間アクティブ
アカウント数

3300万(2019年3月時点)

ユーザー

 

20代利用率  

64%

全年代利用率

37.8%

 印象

・比較的幅広い年代に利用されている
・利用者の60%以上が女性

投稿の表示のされ方 

・時系列で表示されない
・ユーザーの閲覧履歴や行動履歴から、ユーザーが好きそうなアカウントを表示

企業利用の目的 

ブランディング・ファンの育成

 コンテンツの種類 

・テキスト
・写真
・動画
・ストーリーズ(24時間限定)
・LINE動画

 最大文字数(1投稿) 

2200文字

 拡散性   〇 フォロワー・ハッシュタグやおすすめ欄でのつながり
 ユーザーが求める情報 

ビジュアルで共感できる情報

コミュニティの特性

「映える」動画や写真、世界観が好まれる

 

実際に運営していて感じたこと・やっていること

フォロワーが増えるまで時間がかかる印象
個人差はあると思いますが私の場合、投稿数が80件・フォロワー500人を越えるまでは伸びが良くありませんでした。運用開始直後は、ハッシュタグを工夫したり、地道に投稿を続ける必要があります。ストーリーズなどでフォロワーと交流しながら、内から温めるツールという印象です。


インサイトで傾向と対策がとれる
インサイトから投稿のリーチ数やインプレッション数、フォロワーの属性が確認できるので、どんな投稿がうけているかがわかります。運用の戦略が練りやすい。

 

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1-3.Twitterの特徴まとめ


国内月間アクティブ
アカウント数

4500万(2018年10月時点)

ユーザー

 

20代利用率  

69.7%

全年代利用率

38.7%

 印象

・最も多い層は10〜20代
・年代が上がるほど男性比率が高くなる

投稿の表示のされ方 

・基本的には時系列で表示される
・「重要な新着ツイートをトップに表示 」をオンにしている場合は、重要なツイートが優先的に表示

企業利用の目的 

最新情報の発信・ユーザーとの交流

 コンテンツの種類 

・テキスト
・写真
・動画
・リンク
・LIVE動画

 最大文字数(1投稿)   140文字
 拡散性   ◎ フォロワー以外にも届く
 ユーザーが求める情報 

新着・最新情報

コミュニティの特性

最新情報収集自由に発信できる環境が好まれる

 

実際に運営していて感じたこと・やっていること

アカウントを使い分けています
ペット、音楽、映画など投稿内容のジャンルによってアカウントを使い分けています。一緒くたにすると内容が薄くなるからです。せっかく繋がるなら共通点や共感ポイントが多い人たちのほうが話しが盛り上がるので、投稿内容も各ジャンルに特化するようにしています。

フォロワーとの距離は一番近い
個人的には他のSNSよりもコメントなどのリアクションがしやすいツールだと感じています。Twitterからリアル友達になるケースも今は少なくないのでは。個人的な偏見ですがInstagramはお互いを尊重したコミュニケーションがとれて、Twitterは最初から地元の友だちのようなフラットな雰囲気で声をかけられる感じがします。

 

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1-4.Tik Tokの特徴まとめ


国内月間アクティブ
アカウント数

950万(2018年12月時点)

ユーザー

 

20代利用率  

20.4%

全年代利用率

12.5%

 印象

・最も多い層は10代
・最近20〜30代の利用も増加傾向に

投稿の表示のされ方 

レコメンドシステム。ユーザーの志向にあわせてオススメ動画が表示される

企業利用の目的 

ブランディング・ユーザーとの交流

 コンテンツの種類 

・動画(15〜60秒)
・写真
・テキスト
・LIVE動画

 最大文字数(1投稿) 

150文字

 拡散性   ◎ フォロワー以外にも届く
 ユーザーが求める情報   視覚的に楽しめる情報

コミュニティの特性

ライトなコンテンツが好まれる

 

実際に運営していて感じたこと・やっていること

平等にバズるチャンスを与えてくれるツール
動画を投稿すると動画の質に関わらず約100人のユーザーのオススメにのります。どんな動画でも平等にバズるチャンスをくれるのがTikTokの面白いところです。…といっても簡単にはハネませんが。少し前までは可愛い女の子が踊っているだけで話題になっていましたが、これからは幅広いコンテンツや動画の質が求められる気がします。


動画編集が簡単
アプリ内で動画編集ができるので、手軽に動画をアップできます。音源やエフェクト、フォトモーションも豊富。投稿できる動画が15〜60秒と短いので、InstagramやYouTubeに誘導するのもおすすめです。

 

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2.採用活動での活用方法をイメージしてみた


各ツールの特徴をもとに採用活動での活かし方について考えてみました。

 


2-1.YouTubeの活用イメージ


活用イメージ

オンライン説明会の配信・動画投稿

SNSと違い長尺の動画投稿やライブ配信ができるため、企業の魅力や特徴を深く伝えられます。すでに説明会などで利用してる方も多いはず。SNSで広報し、YouTubeに誘導させるという方法も有効です。

チャンネル開設でファンをつくる

「事業部紹介」「座談会」「社内見学ツアー」など企業の魅力を細分化し、テーマごとに10分程の動画を制作することで、いろんな角度から企業を紹介できます。コンテンツ次第でファンができる!

 

取扱注意情報

企画力と編集力が重要

説明会の構成や座談会の人選と進め方はどうするか、BGMやテロップは入れるのか、撮影前後の準備にも時間がかかります。しかし企業理解が目的ならば質が大切です。1本1本の動画を丁寧に制作していきましょう。

 

事例

大広/大広WEDO様
https://www.youtube.com/channel/UCntSXMfN9UyNHecmqum0DOQ

会社説明会のLIVE配信、部署・内定者・新人など様々な組合せの社員座談会など動画が豊富。社員同士の掛け合いが自然で、人の見せ方がわかってるなあという印象。ファシリテーター役の社員さんのトークのまわし方が上手く、企業の魅力がちゃんと引き出せている。

 

 

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2-2.Instagramの活用イメージ


活用イメージ

職場環境・雰囲気を伝える

写真や動画などのビジュアルや世界観を大事にするInstagramは職場の雰囲気を伝えるツールとしてピッタリ。日常を切り取ったような自然体な写真が好まれます。

 

フォロワーのエンゲージを高める

他のSNSと比べ拡散力は低いですが、フォロワー(就活生)と交流を深めるのは得意なツールです。インスタライブやストーリーズで質問・アンケートを募集するなどを上手く活用すればファン化できる可能性も。

 

取扱注意情報

嘘と作り物は見破られる

一枚の写真から情報を読み取る能力が高いイマドキ世代。作り込まれた仕事風景や普段は絶対しないであろう不自然なポーズなど、リアルさが欠けている情報はすぐに見破られます。カッコつけすぎず、自然体でいることを心がけましょう。

 

事例

アレジ株式会社様

https://instagram.com/insideallagi?utm_medium=copy_link

社員一人ひとりの笑顔の写真や、休憩時間の風景などをこまめに投稿しています。写真のトーンを統一したり、社員の自然な笑顔が多く、企業の雰囲気を掴むことができるのがいい。Instagramを始めて前年比2倍の採用実績になったそう。

 


2-3.Twitterの活用イメージ


活用イメージ

経営者や社員と個々で繋がる

「Twitter転職」のようにSNSを使った採用活動も珍しくなくなってきました。イチ社員と求職者が繋がり応募に至るケースも。「自分と合う人がいる」は立派なエントリー理由になります。

フランクな関係で繋がれる

フォロワーとの距離が近いので、コメントやDM、アンケート機能や質問箱などを使い、気軽にコミュニケーションをとることができます。140文字という手軽さもあり、継続しやすいのもメリットのひとつです。

 

取扱注意情報

炎上に気をつけて

不祥事や些細な失言をきっかけに批判や暴言の声が殺到する可能性も。拡散力があるため、一度炎上すると、イメージを払拭することが難しいため、運営前にネットリテラシーについての理解を深めておく必要があります。

 

事例

株式会社ベーシック様

https://basicinc.jp/

全社でTwitterに取り組みリファラル採用に成功しています。社員一人ひとりが情報を発信することで、会社の知名度が向上しただけでなく、Twitter上での交流から会社の雰囲気を感じ取れると、採用に繋がる機会が増えていったようです。

 

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2-4.Tik Tokの活用イメージ


活用イメージ

会社や社員のキャラクターを伝える

TikTokでは「自然体・面白い・気取らない」動画が好まれます。他のSNSに比べるとバズる可能性があるツールです。採用で活用している会社もまだ少ない。個性も出しやすいため、かしこまらずありのままの社風を伝えれば、採用活動でも武器になる可能性は十分あります。

TikTok×Twitterで拡散力を高める

20代の利用率の高いTwitterと組み合わせれば火力はあがります。ただあくまで発見性を高める方法です。企業理解を深めさせるなら、動画やWEBサイトへの誘導したほうが採用成果に繋がりやすくなります。

 

取扱注意情報

無理をしない

TikTokの世界観に染まりきれず、おじさんが無理して若者言葉を使っているような「痛々しい」「見てるほうが恥ずかしい」動画を時々見ます。TikTokのノリを楽しめる企業・採用担当者に向いているツールです。自社にあっているかの見極めが大事。

 

事例

#ざっきーとゆってぃー

https://vt.tiktok.com/ZSJV3njfE/

入社5年目と3年目の社員の日常が投稿されています。とにかく微笑ましんです。先輩を笑わせたくてボケ倒す後輩…この2人の関係を見ているといい会社なんだろなと勝手に想像が膨らみました。Instagramと違いコミカルに伝えられるのもTikTokならでは。

 

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