□SDGsを活用してランク付けされた
「THE大学インパクトランキング」。

□「THE大学インパクトランキング2021」には
日本から過去最多の85校が参加。

□参画企業が取り組むSDGs目標で
100位以内にランクインした大学。

□新たな物差しは学びを世界基準に高め、
実社会で活かすチャンスをもたらす。

□「THE世界大学ランキング2022」も発表!
SDGsをもとにランク付けされた
「THE大学インパクトランキング」。

イギリスのタイムズ社が発行する高等教育専門誌『THE(Times Higher Education)』を知っていますか? 世界の大学の良さを多角的にランキングで伝える本誌で、毎年「THE世界大学ランキング」が発表されていますが、その中に大学の社会貢献への取り組みをSDGsの17目標に沿って可視化した「THE大学インパクトランキング(University Impact Rankings)」があります。SDGsが大学の価値を測る新たな物差しとなりつつある今、ランキング結果は多方面から注目されています。

「THE大学インパクトランキング2021」
日本から過去最多の85校が参加。

さて2021年4月に発表された「THE大学インパクトランキング2021」には、日本国内過去最多の85校が参加。総合ランキングの対象になった世界1117校のうち、日本の大学は75校と健闘しました。SDG別ランキングでは11のSDGでのべ39校が100以内にランクインしたものの、67校ランクインした前年から比べると大幅に減少。この結果をTHEは「世界で新たに451大学が参加し競争が激化したため」と解説しつつも、ランキング対象になった日本の全大学のスコアの中央値が各ランキングで前年より改善しているということから、日本の大学のレベルや取り組みなどが世界基準で認められていると言えるでしょう。

環境シゴト百科参画企業が取り組む
SDGs目標で
100位以内にランキングした大学。

本サイトに掲載中の環境系企業は、主観事業を通じてSDGs目標6・7・12・13・14・15のいずれかに取り組んでいます。「THE大学インパクトランキング2021」SDG別ランキングにおいて、100位以内にランクインした日本の大学を紹介します。

新たな物差しは学びを世界基準に高め、
実社会で活かすチャンスをもたらす。

日本の大学の参加数が過去最多となった「THE大学インパクトランキング2021」。これを受けてTHEはこのようにもコメントしています。「持続可能で公正な世界へのコミットメントを示すため、日本の大学が立ち上がっていることが証明された」と。国連によって掲げられた人類共通の目標SDGs。大学をはじめとする教育界はもちろん、産業界にも大きな変革を起こす中、そのゴールは2030年に迫っています。SDGsは、日本の学びを世界基準に高めるステップとなり、実社会との接点を強めるチャンスにつながるでしょう。

「THE世界大学ランキング2022」も発表!

2021年9月2日(日本時間)、「THE世界大学ランキング2022」が発表されました。今回ランキングの対象になったのは99の国・地域1662校(前年より136増)で、そのうち日本のランキング対象は118校。日本でトップ100入りしたのは、東京大学(35位)と京都大学(61位)で、東京大学は2016年に現在の指標(教育、研究、被引用論文、国際性、産業界からの収入の5分野13指標)が導入されて以来、過去最高位となったようです。
これまでのランキング結果や、日本版ランキングを知りたい人は、ぜひこちら(「THE世界大学ランキング日本版」)をご覧下さい。

※記事作成:2021年9月時

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こちらの記事は 2021年10月01日に公開しており、
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