□マイクラ、やっていますか?

□ゲームの中で学ぶ
持続可能な社会。

□現実世界における環境再生、
自然再生の取り組みとは。

□現実世界で持続可能な世界を
どう作る?
マイクラ、やっていますか?

サイコロ型のブロックでできた世界の中で、ブロックを採取したり、建物などを作ったりしながら無限の世界を冒険できるゲーム「マインクラフト(Minecraft)」。通称「マイクラ」は2011年に初リリースされて以来、人気YouTuberや芸能人が夢中でやりこむ動画投稿などの影響もあってか、未だに人気は衰え知らず。さらにプログラミング教育や情報教育にも活用できることから教育版もリリースされ、単なるデジタル版ブロック遊びとは言い切れないほど多方面から注目されています。おまけに、ゲームの中でありながら雄大な自然を感じることができたり、建物や街などを作り上げる過程を追体験できたりと、すでにマイクラをやっている人ならお分かりのように、非常に奥深い、興味深いゲームなのです。

ゲームの中で学ぶ
持続可能な社会。

教育現場で活用することをもとに設計されたマインクラフトの教育版『Minecraft:Education Edition』。ここで利用できる「Sustainability City」マップが2021年1月に無料配信されました。持続可能な環境開発について学ぶことができるこのコンテンツ。そのひとつ「Sustainable Home」では、ブロックで作られたソーラーパネル付きの家があり、サスティナブルな素材で建てられた家を探すことで、持続可能な素材について学ぶことができるそう。また他のマップ「Dependable Forests」では、森林資源と野生動物の共生を学べたり、「Outflow Order」では家庭から出た排水が浄水されるまでの水の再生利用の流れを学習できたりと、バーチャル空間でありながら、現実世界にも通じる課題解決体験ができるのです。

現実世界における環境再生、
自然再生の取り組みとは。

一方、現実世界の日本では、環境再生においてどのような取り組みを行っているのでしょうか。政策分野の1つ「環境再生・資源循環」を担う環境再生・資源循環局では、福島第一原発事故による放射性物質汚染への対処、循環型社会・3Rとその国際的推進、廃棄物等の処理、不法投棄対策、各種リサイクル法の関連情報を掲載しています。

自然再生については、「自然環境・生物多様性」を担う自然環境局の取り組みの1つで、その指標となる法律が2003年(平成15年)1月に施行されました。「自然再生推進法」です。過去に失われた生態系、およびその他の自然環境を取り戻すことを目的とした法律で、「我が国の生物多様性の保全にとって重要な役割を担うものであり、地域の多様な主体の参加により、河川、湿原、干潟、藻場、里山、里地、森林、サンゴ礁などの自然環境を保全、再生、創出、又は維持管理することを求めています」と、環境省のホームページに記載されています。

現実世界で持続可能な世界を
どう作る?

環境や自然の再生に携わる具体的な取り組みおよび関連する仕事は、多岐にわたっています。環境省の政策分野を見ると、そうした取り組みを推進することになった背景、国の考え、各地の実情や課題、指針などを知ることができます。そして、これから世の中に求められる仕事は何か、実際に取り組んでいる企業や団体などを調べる際に役立つでしょう。

※記事作成:2021年9月時

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こちらの記事は 2021年10月01日に公開しており、
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