海洋環境の保全の仕事は、
世界各地で必要とされている。

海洋環境の改善から防止・維持まで導く仕事は、世界規模で問題化している状況を食い止めるべく需要が高まっています。以下、海洋環境保全に関わる仕事の一部を紹介します。
※海洋ごみ問題に関する記事「30年後の海は魚の量よりプラスチックごみの量が上回る?!」は、こちらです。

○環境コンサルタント

環境の保全と改善に関するコンサルティング業務。企業活動が環境に与える影響の調査、改善計画の立案、環境に関するアドバイスなどの支援業務を行う。

○環境アセスメント士

環境の予測および調査の実施、環境保全措置の検討、環境影響評価図書の作成および支援、環境アセスメントの制度や手続き等を行う。

○環境計量士(計量法に基づく国家資格)

主に測定専門の企業に就職し、企業や自治体からの依頼で各所の大気や水質の濃度や、騒音・振動を計量・分析。分析報告書や計量証明書の発行等も行う。

○環境エンジニア

環境問題を解決するための機械を開発。機械開発だけでなく設計・メンテナンス・設置まで行ったり、機械開発のために環境問題の実態調査・分析したりする場合も。

○環境管理士(民間資格)

全国の自治体による環境条例の基準に従い、地域の総合的な環境管理を行う。工場等の公害防止に関する管理業務から、自治体や企業への環境改善指導・環境産業の管理まで多種多様。

○インタープリター

自然観察ツアーなど自然に関するイベントにおける解説役。就業に必要な資格はないが、案内に必要な歴史・自然に関する知識、分かりやすく解説するための表現力などが必要。

○海洋生物調査員

海洋生物の特徴や実態、行動を観察する仕事。生態調査を行うために、発見場所、水温、推進、緯度経度などを細かく確認しながら、海洋環境も同時に守っていく。

より深く、継続的に携われる
息の長いシゴト。

海洋環境は、目に見えてすぐに改善するものではありません。長期的な視点かつ世界にも目を向けながら、継続的に状況を確認し、様々な角度から状況に合わせたアプローチを続けることが重要となります。いずれの仕事も根気よく、自分のキャリアに合わせて、必要な知識や技術を身につけながら、ステップアップできる仕事と言っても良いでしょう。

※記事作成:2021年9月時

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こちらの記事は 2021年10月01日に公開しており、
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