（バックナンバー）

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ジオコスノート「世の中はシンプルな材料でできている」/2011.1.21/ vol.62
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［ 本メールは弊社役員・スタッフがご挨拶させていただいた方にお送りしています ］

2011年の１月もすでに下旬。
にもかかわらず、これが今年一回目の送信になります。
今年もよろしくお願いいたします。

年始に立てた目標を
どのように実行していこうか…
ボンヤリと考えながら、我がバイブルを読んでいました。
私にとってバイブルとは新潮文庫の「俺の考え」（本田宗一郎著）です。
何度も繰り返して読んだ本なので
移動途中の一人ランチタイムに斜め読みです。

それでもこの書がすごいのは、
自分の考え方や経営課題にその時々の変化があって、
常に学ぶことが詰まっているし、
悩んだ時には間違いなく解決のヒントが発見できます。
もし読んだことのないヒトには
オススメします。

この日、私が魚フライ定食ゴハン大盛をパクつきながら
学んだことを独自の解釈を交えて解説します。

—

世の中すべては、
アイデアと時間でできている。
料理はアイデア。アイデアを食べている。
ファッションはアイデア。アイデアを身につけている。
そしてアイデアを読んで勉強しているし、
アイデアを使って困難を乗り越え、
アイデアを操作して、アイデアを利用している。
アイデアはソフトウエア。
いくらたくさんあってもかさばらないし重くもならない。
アイデアは無限にあって宇宙と同じ。
だから何でも進化させていく。
昔の生活に戻ることはアイデアがなくなってしまった証拠である。
アイデアさえあれば難関は乗り越えられるのだ。

だけど時間は無限じゃない。
競争相手より一秒だって遅ければそれは発明じゃない。
生まれた瞬間から死ぬまでのカウントダウンが始まっている。
それだからと言って、
慌ててしまうと感情ばかりが生じてしまって、アイデアがうまく機能しない。
遠望の眼差しを持ちあわせながらも、
今のベストにアイデアを絞る。
いいアイデアと悪いアイデアがあるけれど、
いい時間と悪い時間はない。
悪い時間はいいアイデアのための材料だ…と。

—

ま、アタリマエなんでしょうけれど、
この世にあるのは「アイデア」と「時間」だけ。
そう考えると、
いろんなことがシンプルに解決できるような気がします。
2011年。シンプルに目標を追いかけます。

株式会社ジオコス
代表取締役社長　 伊藤秀一