JYOCOS

株式会社ジオコス|採用ツール企画|名古屋(愛知)

新着情報 news

まずは、お問い合わせください

2011.09.06

ジオコスノート vol.073/ボスを信じますか? | Back Number

(バックナンバー/2011.06.30発行)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

こんにちは。ジオコスの伊藤秀一です。

新新幹線の中でこの原稿を書きました。
震災直後のことを思うと、乗客の数も戻っているように思います。
しかしほとんどのサラリーマンは移動中に眠っているようで
車内はイビキしか聞こえてきません。
ひとときの休息か、非効率か。

さて、最近朝のニュース風番組を観ていると
イヤな気持ちになってしまうのです。
メインキャスターのオジサンが震災の被災者の方に向かって
さもありなんという表情を浮かべつつ
「がんばってくださいよ!」
「今、あなたが一番欲しいモノは何ですか?」という。
めいっぱい同情していることをアピールする目で
自分こそが正義なんだとばかりに
カメラに訴えています。

政治は何をやってんだ!と怒っている。
権力争いをやっている場合か!
果たして行政は現場の声が届いているのか!と訴えている。

ところが、テーマが変わると、
あの政党は対立議員がこんなことを言っているぞ!
トップの退陣時期はいったいいつなんだ?…と煽っている。
おいおいおい!
争ってる場合じゃないんでしょ。
だったら、ネタにしている場合でもないじゃないか。
批判する相手とネタさえあれば、結局なんでもダメだダメだと言う。
その報道姿勢こそダメじゃないか?

そもそも今、政治の批判している人は、
具体的にいうと何についてダメ出ししているでしょうか。
震災対応の遅れ? 原発事故の隠蔽?
党内の統一見解の調整?

未曾有の震災と原発事故ですから
日本という超大組織は混乱するに決まっています。
あっと言う間に解決できることなんてほとんどないに違いない。
だけど震災前の元通りになることが
未来のためとも思わない。

だから批判や誤解を恐れず素直に言うと、
私は今「『一定のメド』まで居座るつもりか!」と
針のむしろになっているあのヒトを応援しよう
という気持ちになっています。

自国のボスをちょっと信じてみます、私。

株式会社ジオコス
代表取締役 伊藤秀一

まずは、お問い合わせください