2011.12.09
ジオコスノート vol.079/セガレのプールが連想させるGold Rush!! | Back Number
(バックナンバー/2011.09.28発行)
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秋の休日。
愚息が通うスイミングスクールで
大勢の子どもたちの姿をぼんやりと眺めて
思ったことがあります。
顔を水につけることさえ
ビビって泣いていたチビが、浅瀬から水に慣れていき、
前に進む方法を学び、
やがてプールに飛び込んで流麗に泳ぐようになる。
そして自らの記録に臨んでいく。
わかりやすい成長であり
ずっと続く果てなきチャレンジなのです。
もっと遠くに、もっと早く進むために
人は舟を作り、帆を上げて、見えない目標を追っていくのです。
それで失敗しても構いません。
岸辺で眺めているだけで
必死で泳いでいる人の文句ばかりつけているヤツよりは
だ〜〜〜いぶマシだと思うのです。
確実じゃない所に向かわず、
地に足を付かない海原に出ていく無謀に眉をひそめ、
今いる場所が一番安全だと信じるほうが本当にいいのか?
ラクなことはわかっています。
でも、海に飛び込まなきゃ、
その向こうに何があるか見えません。
ひと休みできる島などないかもしれないし、
遭難してしまうかもしれません。
でも、行きたきゃそっちに向かうのです。
プールからの帰り、
私は永ちゃんの「鎖を引きちぎれ」を聴きました。
この歌詞、滋養強壮剤なんです。
拳を握って、鼻の穴を広がっていくのです。
(「鎖を引きちぎれ」出展:Sony Music 作詞:矢沢永吉)
鎖につながれてお前は生きるのかい
夢がやせちまうぜ
あきらめた顔のまま老いぼれてしまうのかい
汗も流さないで
Gold Rush! 馬車を出せ
Gold Rush! 時代の荒野へ
Gold Rush! 魂のシャベルで金を掘り起こせ
ひと山当てたら お前もスーパー・スター
そうさ 今は Gold Rush!
男だったら 鎖を引きちぎれ
お前と おれの Gold Rush!
株式会社ジオコス
代表取締役 伊藤秀一
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