2018.05.08
【就活生調査】愛工大生に聞いた|理系学生の就活のホンネ(企業選び・推薦・自由応募・決め手)
こんにちは。うめこです。
1月中旬。愛知工業大学のキャンパスにあるカフェにて。
卒業研究の追い込みを続ける
理系学生・ひろくんに、就職活動を振り返ってもらいました。
インターンシップや就活の準備の仕方、
また自由応募や推薦、院への進学についてもインタビュー。
ひとりの愛知工業大学の学生にフォーカスし、イマドキの理系就活をのぞいてみました。
===interviewee========
ひろくん (仮)
愛知工業大学 電気学科 自動車部品メーカー内定
明るく社交的な性格。アルバイトでは携帯販売をしている。交友関係が広く、キャンパス内を歩いていると、同級生だけでなく、教授やキャリアセンターの職員にも声をかけられるほど。院への進学も考えながら、就職活動を行っていた。
====================
テスト期間は逆に余裕。
冬のインターンも参加していました。
――内定先はどんな企業?
自動車部品メーカーです。車が好きでしたし、生まれも育ちも愛知県ということもあって、自動車関連の企業は身近な存在でした。「将来ああいうところで働くのかな」と漠然と思っていたんですよね。
――インターンシップは利用した?
3年生の夏休みに長期のものを、冬には1DAYに参加しました。
――1月は後期のテストがある時期だけど、日程的に冬のインターンシップは参加できるの?
大学にもよると思うのですが、3年生の授業は実験がメインなので、あまりテストがありません。レポートを提出すると単位がもらえる形式なんです。だから授業がある時期より、テスト期間中の方が、時間的に余裕があるので、参加できますね。
――どんなインターンシップに参加したの?
ひとつは技術者派遣の会社です。ナビサイトで「実際に設計ができる」「図面がかけます」と書いてあって、楽しそうだと思い参加を決めました。あと、商社も受けましたよ。携帯販売のアルバイトをしていて、キャリアセンターの方に「キミ、商社も合いそうだね」と勧められ1DAYインターンシップを受けたんです。
――参加してよかったところは?
自分がその仕事に向いているか、実際に体験してわかったことです。人と話すことは好きですが、「商談が続くと結構大変」「この仕事の進め方はいいなー」と具体的にイメージできました。
最終選考までは推薦を使わず
自力で受けている人が多かったかも。
――就活は自由応募?推薦?
僕は教授推薦を使いませんでした。推薦状を出すと、あとから断ることができませんし、目指していた企業があったので、ナビサイトや学内の企業展を利用していました。僕のまわりでは、1次選考や2次選考は自力で受けて、最終面接に推薦状を持っていく人が多かった気がします。教授推薦は、年明け(3年生の1月)くらいから申請ができて、成績上位の人から振り分けられます。推薦枠はひとつの企業に対して、1~2人の狭き門。でも最終面接まで自力で進んだ人は、枠の定員に関係なく推薦状がもらえるんです。
――今の就職先に内々定が出たのはいつ頃?
5月末に最終選考があり、次の日には連絡がきました。
――内々定の連絡が早くくると嬉しいもの?
嬉しかったですね。選んでもらった感じがします。でも実は、どうしても行きたい企業があったのですが、まだ2次面接の段階だったんです。人事の方とは関係性を築けていたので、正直に話しました。「○○という会社を受けていて、まだ続けたいと思っています。もし僕をとっていただけるのではれば、最後の一枠になった時、連絡をいただけますか」とお願いしたいんです。すると1週間後にお電話をいただけて、今の就職先に決めました。人事の方によくしていただいたので、この会社で頑張らないといけないなと思っています。
研究がすべてじゃない。
好きだった実験から
企業を絞っていきました。
――例えば、研究室に企業が説明にくることはあった?
教授と繋がりのある企業の方がきて、研究室のために説明してくれたことはありました。回数は多くありませんでしたが…。
――研究室の内容は、就職先で活かせるの?
研究内容と関係している企業に就職する人はほぼいません。院卒で専攻を活かせる仕事をしている先輩はいますが。僕の友達も自動車関連の企業が多いですね。
――「理系=専攻を活かしたい」というイメージがあったのですが!
研究がすべてではないです。僕の場合、企業選びの軸になったのは3年生の時に受けていた「実験」の授業。就活が始まるときに「どの実験が好きだったかな」と考えたとき、回路設計が思い浮かんだです。そこから「自動車の中のコンピュターを開発している会社に入って、制御とかやりたいな」と思うように。絞りすぎると受ける企業が限られてしまうので、それを第一志望群にして、少しずつ範囲を広げ、第二志望群、第三志望群…とつくっていきました。でも自動車に携わりたい、という想いは最後まで変わりませんでした。
――院へ進学する人は何割くらいいるの?
僕の学部は2割くらい。そのなかの上位3割が、学費が3割減(国公立と同じくらい)になるんです。
――実際に院への進学はいつ決めなきゃいけない?
上位3割の人は推薦扱いになるので、推薦書の用意などもあって、4年生の5月には決めないといけないですね。
――実際、院への進学する子も就活しているの?
迷いながら就活をしている人はいます。なかには、就活がうまくいかず院への進学を決める人や、就活を続けながら一般受験をする人もいましたよ。僕もギリギリまで院への進学は考えていましたが、働いてからも行けるし、自分のお金で通った方が価値があると思い、就職の道を選びました。今でも研究を続けたい気持ちはありますけどね(笑)。
▲インタビューをもとにスケジュールをまとめてみました。個人差はあると思いますが、就活をするか、院へ進学するか、推薦をとるか…3年生の1月から、ターニングポイントがたくさん出てきます。
聞きたいのは会社概要ではなく
理系社員が語る
現場感のある仕事内容。
――企業は何社くらい受けたの?
全部で11社です。「たくさん受けてもまわしきれないから」と教授が面談をしてくれて、エントリーする企業を一緒に考えてくれました。履歴書もキャリアセンターの方に何度も添削してもらったったおかげか、書類を送った企業はすべて選考に進めることに。だから3月中旬以降から、エントリーする企業を新しく探すことはありませんでした。
――良かった会社説明会ってどんな内容だった?
理系の社員さんがいるところです!会社概要や商品説明は、調べればわかることじゃないですか。正直「人事の人に質問しても、欲しい答えが返ってこないかも」と思うこともありました。僕が知りたいは「今まで学んだことを仕事で活かせそうか」なので、社員さんに普段の仕事の内容を聞けると、とても納得感がありました。「こういうソフトを使うんだ、楽しそう」「今ツライって思っていることは、入社しても苦労するんだな」など、理系あるあるが共感できるのがとっても良かった。僕から質問しなくても、そんな話が企業さんから聞けるとうれしかったなあ。
●COLUMN●
学びの方向性を決めるため
2年生の時にインターンシップに参加
情報系に進むか、電子系に進むか…どちらの学びにシフトしていくか決めるために、インターンシップに参加。ナビサイトでは、エントリーできる企業が見つからず、J-NETや学校求人から探したそうです。2年生でインターンシップに参加する学生は少ないかもしれませんが、早期から接触できるチャンスになるかもしれません。
株式会社ジオコスは「人の心を動かす情報発信」という理念のもと、採用ツールを中心としたクライアントの広報支援を行ってきました。私たちが目指すのは、目に眩しいクリエイティブさでも、レトリックの冴え渡る表現力でもありません。不器用でも、かっこ悪くても、一生懸命がんばって生きている人に視点を注ぎ、理解し、それを正しく伝える。かっこつけるより、理念、情熱、尊敬をキーワードに共感しあえる。それが私たちのシゴトの価値だと信じています。
何気ないアタリマエの日常の奥にこそ、誰にもマネできない唯一無二の強みが潜んでいます。私たちジオコスは、組織のキャラがにじみ出るストーリーを探り当て、魅力に変え、WEB、印刷物、動画を制作します。
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◆writer◆
都梅まき(ツバイマキ)
2009年入社。新卒で入社し、制作ディレクター、営業を経て、事業推進部へ。
企業理解を深めるために、お客様が出店するスーパーマーケットをプライベートで全店舗まわったり、半日体験入社したり、入社する人が住むであろう本社や勤務地の生活環境を散歩したり…ストーカーのように調べる変わり者。今の楽しみは、週1回ペースで遠方のお客様と世間話をすること。社内でのあだ名は「うめこ」。
◆過去担当案件一例◆
岡山本社の総合建築会社・和田組さまブース装飾・スライド
京都本社の葬儀社・花駒さま採用リーフレット
愛知県豊橋本社のスーパーマーケット・デライトさま採用リーフレット・パンフレット
愛知県東海市本社の鉄鋼商社・三和実業さま採用パンフレット
愛知県小牧市の特殊鋼商社・名古屋特殊鋼さま会社案内パンフレット
愛知県岡崎市の試験評価・エフティテクノさまコーポレートサイト
高校生進路応援冊子『@18』編集長
◆これから採用活動を行う採用担当者さまに読んでいただきたいブログ◆
新卒採用を行うメリットは?
人材採用に関する5つの原則
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ターゲット人材は、社内にいる誰タイプですか?
入社後のミスマッチを防ぐ採用広報は?
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