モッサリーノ青木の同行で、
ココ最近は客先に出向くことがしばしばある。
手ぶらで出かけ『どうもどうも』と、
お愛想を振りまくだけでは時間のムダだ。
何かお互いのメリットを見出さないと、
ワシの存在価値がない。

大手運送会社の人事担当者に話を聞き、
日本の物流現場のウラ側で
百戦錬磨の猛者たちが繰り広げる
価格と効率のせめぎ合いのドキュメンタリーが
目に浮かぶようにアピールできたら
絶対におもしろい組織なのが伝わる！！！
と盛り上がる。

あるいは環境プラントメーカーの企業の
事例を聞くと、まあ面白い面白い。
ヒット商品になったアイスクリームやお茶の
生産現場で何が起きているのか？
動物園の水リサイクル手法に人間の知恵を感じるし、
ラブホの排水現場における暗黙のルールとか。。。
この事例をジャンジャン並べたら、
絶対にみんなに興味関心を持たせられるじゃん！！！！
なんて、アイデアが湧き出る。

で、それをしている自分が
なんかスゲー楽しいぞ！と実感できる。

でもこれ、
全部ワシがやってたら
顧客のためにはいいかもしれんが、
我が社の成長にはつながらんのだよなあ。

ワシらのシゴトの醍醐味って
こういうプロセスでアイデアをひねり出すことじゃん！
客先で懇懇と語っている自分を客観的に見て
はたと気づいてしまったのだ。

ウチのスタッフが持つべきスキルは、
『ヒアリング内容をミスマッチ低減のPR手法に変えていく
具体的な訴求方法のアイデアが湧き出ること』
これを全員がめざすべきだ。

それが出てこないようじゃ半人前だ！
オラオラ！みなの物！
アイデアをワシ以上に出すんだ！
ワシなんか潰すつもりで戦うんだ！！
できませんでした…はナシだぞ。
‥‥と言い放って、
ワシが怪我をさせられてしまったりして。