この数週間のワシは、
同行強化キャンペーンとのことで、
営業スタッフと出かけている。

最寄り駅から遠い場所だし、
続けて次のアポへの行くことも多いので
たいていの場合はレンタカーで動く。
すると気の毒なスタッフは
ワシによるお説教タイムが待っている。
ストレスだろうなあ。

ワシもイヤな上司の典型例だ。

でも黙っていられない。
気になること、気づいてしまうこと、
改善を要することが
ジャンスカ目につくからだ。

営業スタッフにしてみれば、
針のムシロなんだろう。

ところがワシには
良い教育の場だと思っているし、
訪問先でやいのやいの話していると
商談をすることは
おもしろくてしょうがない。

こうして持論だけを
ワーワーと好き勝手にぶちまけていると、
やがてナントカハラだと呼ばれ、
ワシが糾弾されることになり、
このブログも発見され、
「ハラスメントだという自覚があった」
という事態になり、
完全なる悪者レッテルと貼られ、
謝罪会見を開くことになり、
会見後に“エクレアを食い談笑していた”と、
どうでもいいことまで論われてしまう。

育てられている側が
愛情を感じられなければ
それはハラスメントに違いないけれど、
厳しさを全部なくして、
すべてが生ぬるくなってしまうと、
強さも努力する耐性も
身につかんような気がする。

根性物語は古い？
根性はもうこの世に不要か？
ストイックにシビアに努力するなんて
アホくさくてやってられないか？

ワーク・ライフ・バランスは
生ぬるいことと違う。

一流の道に行くためには、
しんどい道も前に進めばこそだろう。
ジジイの古びた根性論だと言わば言え！

チャンスは決して
ママが運んできてくれるものじゃねーから。

と、締めに向かって
お説教モードになってしまう
ジジイのたわごとなのでありました。