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2018.09.28

阿部寛や仲村トオル気取りなワシ

時代は変化しているんだ。
現状のまま漫然と過ごしても未来は見えない。
無理かもしれないと思わず、
挑戦をしていかなきゃ、
社員たちだって幸せにできないんだ。
だから、だから。
俺たちはこの未開の道に
チャレンジするしかないんだよ。

なんて‥‥、
ドラマのように感動的な
セリフはひとことも言わないけど、
気持ち的にはそんな雰囲気。
未開の事業分野にチャレンジして
提案書作成に七転八倒した。

この一週間は早朝出勤をして、
深夜まで脳に汗をかいて、
それでも何が正解なのかわからず‥‥。
考えて考えて策を練って練って、
期限ギリギリになってしまったので
提案書類を手に直接出向いた。
約1時間電車に揺られ、
現地に着いたのは締切の直前だった。

「ああどうもご苦労さまでした」

受け取った事務方の女性は
決して無味乾燥な対応ではなかった。
いや、むしろさわやかな印象だったけれど、
ただあまりにもアッサリと
その瞬間が過ぎてしまった気がして、

「あの…、やっぱり私たちが一番最後でした?」
と、意味もない質問をした。

「さぁ‥‥今日は担当者が休みなので…」
と困惑気味の返答は、
きっと本当にわかんなかったんだろう。

そうかそうか。
ま、提出日に休んでたって
別におかしいわけじゃないもんな。
そんなもんだよな。
駅に向かう途中、
池井戸潤作品のドラマに出てくる
阿部寛や仲村トオルな気分になった。
この挑戦はムダにならんから!
…と、なぜか社員みんなの顔が浮かんだ。
カッコつけだけど、
でも、本当。

ふとひと段落ついたので、
ガス抜きのために、
一人で駅前のスタバに入ったら、
レジ横にカメムシがいた。
店員さんは誰も気づいていなかったので
それを捕まえて外に逃がしてやった。
列に並んでいた女性が、
「ありがとうございした」と
静かに言った。

いいことしたなワシ。

気分よく帰りの電車に乗り込み、
ふと気がつくと
伏見駅を4つも通り越していた。

伊藤秀一『いい会社はどこにある? いい人材はどこにいる?』

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