この数年のワシは、
新幹線での移動が激減し、
クルマで地方に出かけていたけれど、
今年は大都会に足を運ぶ機会が復活してきた。
役割が変化している。

東京−名古屋を往復すると、
近頃の新幹線は制服の警備員が必ずいる。
車掌さんが超絶カタカナ英語でアナウンスする。
別に音声だけでいいのにね。
社会が変化している。

ワシもかつてのように
日をまたいで東京で過ごすことはなく、
やむを得ない時以外は日帰りだ。
そのほうが効率はいい。
キラキラした街で呑んだくれるのに
もうあまり憧れがないってことか。
ワクワク感が変化している。

リュックを背負って
都会の喧騒の中で立ち食いそばを
すすっているオッサンって
豊かさゼロだよなあ、
‥‥と思いつつ、
そんな風景に溶け込んでいる自分が
まんざらでもないという。
価値観が変化している。

せっかく東京にいるんだし、
アイツに連絡して一杯やればよかった！
と思うことが減って
今日は休肝日にしておこう！
と帰りの新幹線で自分に誓っている。
呑みパワーが変化してる。

パソコンや資料を詰め込んで
テクテクと歩いて一日過ごすだけで
翌日の腰痛がひどいひどい。
これが老化というもんなのかなあ。
整形外科で鎮痛剤をもらった。
体力が変化している。

このビミョーな変化を
肌で感じつつ、
まだもうひと山なんかやったらんと
オッサンは萎んでっちゃうよなあ。
アカンアカン！！
と変化に焦る2018年師走の
オッサンなのであった。