22.11.28号の日経ビジネス誌で
WEB３の正体：始まった「デジタル独立運動」
という特集が組まれていました。

そこにDAOという
仮想通貨を活用した分散自立型組織の
概念と事例が紹介されていました。

恥ずかしながら
DAOというワードを初めて学び、
この新しい仕組みに
これまでにない働き方革命が始まったな、
と感じずにはいられませんでした。

自分が投資したプロジェクトの
経営者であり、開発者であり、
顧客でもあるという、
以前に学んだ「プロセスエコノミー」の概念が
すでに実践されはじめているのです。

これからの時代、
自分が欲しい物や実践したい体験は、
大手メーカーの商品を買うのではなく、
安いから手に入れるのでもない。

ちょっとクラファンに似ているのかも。。。

自分の思う通りのモノや体験を
実現させたければ、
志を同じくする仲間を探し出し、
デジタルトークンを発行（もしくは入手）し、
必要な資本と衆知を集め、
それを創り出す側として参画する。
さらに出来上がった価値を享受できる。

これって‥‥。
もう大手メーカーは不要ですね。
マスプロダクトの価格競争も不要ですね。
そしてDAOの中の働き手は、
好きで興味のある方向に向かっていけばいい。

事業に興味もない業界で、
処遇の良し悪しだけで職場を選んで、
納得できない指揮命令に従って
組織の出世競争に価値が高まって、
既得権益の中で過ごす。
そんな社会通念が古くなっていく。

でもだからといって、
会社がなくなるわけじゃない。
人間の労働力が不要なわけじゃない。

会社とか採用とか商品とか、
つまりこれからは
より一層組織の意志が大事になってきますね。
それは人の深い思いですよね。
燃え上がる志じゃなくてもいい。
コツコツと大事にしている取り組みです。

働くことも地方を活かすことも、
思いに人が集まってくるんですよね。

それを伝え続けている
私たちのスキルって、
これからめちゃくちゃ大事な役割じゃね？
と思っていたりするのです。