交通機関でも雑誌でもTVCMでも
広告というのは『掲載』や『露出する時間』に
課金する時代が続きました。

ガキの頃（…なんて大昔ですが）
無垢な私は、
雑誌１冊・新聞１部・テレビの数秒に、
あんなにたくさんの広告が溢れているんだから
商品を宣伝したい会社が
自らどんどん申し込んでいるんだと
思っていました。
広告代理店がゴリゴリ営業しているなんて
想像できませんでした。

そして今。
何を今さら？って話でもあるんですが、
インターネットの登場によって
広告ビジネスが大きな曲がり角を迎えました。

なんでそんなありきたりのことを
あえて言うのかというと、
求人広告のビジネスモデルの世界は、
コンバージョンという概念がなく、
ずっと掲載期間によって課金されてきたからです。

求人広告代理店の介在価値は何だったか。

ターゲットに近い人材にリーチできることです。
職種・経験・勤務地・諸条件を
マッチングできるようになってきました。
それもシステム上でマッチングが可能になりました。

また、オンライン上で応募者管理ができる
というメリットもあります。

その仕組は進化して、
どんどんデータサイエンスの世界で
解決できるようになっています。

時間課金は適正価格？
広告代理店の介在価値は？

世の中で求められることが
劇的に変わろうとしています。

RPAが進み、
無人化・省力化がますます浸透したら、
人の役割はピンポイントのスキルを求められます。
スペシャリストの役割は
経験や資格のマッチング精度が
今後ますます求められます。

じゃあもうそれはAIに任せましょう。
って時代になりつつありますよね。

求人広告代理店は
これからどんな価値を出すのでしょう。

ヒントは。。。。

人間の働く職場の価値は
スキルマッチングだけでいいのか？
仲間とのやりとりや
人間同士の苦労や助け合いは不要なのか？
風土って大事でしょ？

多様性といいながら、
職場ではどんどん事務的になっていく。
それで人間は楽しいのですか？

人が人と働くのに
人間の絆が欲しいですよね。
心を動かすドラマを残したいですよね。

そんなものいらないって人は
システムの中だけで解決すればいいのですが、

人間同士の共感、
役割への感謝って、
完成やゴールにたどり着くまでの
努力や苦労って大事だよね。

そういう世界を見せていきたいです。