こんにちは。

ジオコス広報のうめこです。

 

不人気業界だから。

仕事がきついから。

 

採用活動にとっては決して有利な状況ではありません。

しかし、それでも人が採れる企業があるのは事実です。

 

今日は不人気業界、無名、3K、大卒の現場職人でも採用できる。

そんな事例をお話しします。

 

 

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社員総出で「若手をかまう」仕組みをつくり、

採用活動を通じて、現有社員にも熱を伝える。

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【企業プロフィール】

業　　種：耐震工事業

従業員数：20名

資本金　：1000万円

 

 

【課題】

・無名で３K、さらに激少の年間休日という悪条件の中でも、大卒理系を採用したい

・入社後5年間は現場仕事が待っているので、入社後のギャップも防ぎたい

 

 

【解決】

POINT１　全員参加の熱意

POINT２　徹底した理念経営

POINT３　誇りを持てる職人の姿

 

中小企業、耐震施工職人、工事現場でヘルメット、ホコリまみれ、ニッカポッカ姿、重たい電動工具、真夏の連勤……で、理系大学生採用。厳しい条件ながら、合同企業説明会をメインにおき、採用を成功させています。

 

●合同企業説明会のブース

いわゆるドカチンスタイルの仕事着の職人、使い込んだ電動工具…、圧倒的に他社と違った雰囲気を放ち、現場の職人仕事に興味を抱く学生が次々と訪れました。

 

●採用パンフレット

 

 “現場の教科書”のような仕立てにして、それを熱く語る。その後も接触した学生に社員総出で何度も声をかけ、現場に招き、呑み会に誘い、理念に語り、推薦図書を送るなど接点を持ち続けます。

 

●WEBサイト

社員インタビューでは仕事内容については、ほとんど語っていません。

 

「日報で毎日毎日5〜6人の上司や先輩が、具体的なアドバイスや叱咤激励を書き込んでくれる」

「社長が週2回も3回もご飯に連れ出してくれて、理念に通じる思いを聞かせてくれる」

「自分が先輩方の立ち居振る舞いから学んできたように、僕も背中で語っていきたい」

 

など社内の雰囲気や人間関係が見えてくる仕立てにしました。社員総出の熱意に感化されて、採用成功に導きます。全社員が人に対する思いを伝えることは何よりも強みになります。

 

 

【成果】

・理系新卒の職人作用を毎年続け、定着させている。

・理念浸透にも熱心に取り組み、業界からの注目を集めている。

 

 

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新卒採用を行うことのメリットのひとつに「現有社員の意識変革」という意識があります。学生に対して自分たちの仕事を熱く語っているうちに、「なぜここで働いているのか」という仕事への誇りを改めて自覚できるからです。さらに、これから入る仲間を迎える覚悟ができることで、今の仕事の取り組み方の意識も変わるでしょう。入社後の新人から刺激を受けて、先輩が成長するという効果もあります。

採用活動という取り組みをうまく利用して、現有社員にも自社の理念や価値を意識づけること、それによって一体感のある職場づくりができるのです。

 

不人気業界、きつい仕事、処遇のよくない組織でも、

人事の情熱の注ぎ方次第で、

若手が定着し、成長を果たします。

 

 

 

 

ジオコスでは採用ツールの作成だけでなく、採用成果を上げるためのツールの使い方までご提案させていただきます。「事例をみてみたい」「うちでも採用できるかな？」など気になることがあれば、フォームまたは「都梅（ツバイ）」までお気軽にお電話（052-221-1024）ください。