2018.02.13
理念浸透ツール|平成の30年間の歴史、残しませんか?
こんにちは。
ジオコスのうめこです。
2019年5月1日から新しい年号に変わりますね。
平成になりちょうど30年目の節目。
今までの人生をほぼ平成で育ってきた私にとっては
少しさみしい気持ちもあります。
個人的には30年という歳月は
思い出というより歴史という感覚が近くて。
振り返ると一人の「人生」が見えてくるような気がするのです。
これは企業でも当てはまることなのではないでしょうか。
私がジオコスに在籍している8年でも働き方や社風も変わりました。
「大丈夫、朝まで8時間ある」とつぶやく夜22時
今だったらブラック企業認定な会話ですが、入社した頃は徹夜する日も多々ありました。仕事に慣れず、原稿を書くのも遅いし、赤入れなしには世に出せないものばかり。先輩たちを道連れにし、深夜まで仕事に付き合ってもらっていました。21時まわっても残っている人も多かったので、それなりに社内は賑やか。「一緒に夜食買いにいこー」「ほら、原稿待つから」と優しく声をかけてくれる先輩に涙しながら、歯を食いしばり仕事をしていました。
それが今や……
「今日は娘を迎えに行かなきゃ」と帰る定時
深夜までオフィスに残って仕事する人は、だいぶ少なくなりました。結婚し、家族を持つスタッフが増えた影響もあると思います。時短や在宅勤務も普通になり、イクメンパパが子どもの学校行事でお休みすることもしばしば。今では日常的な光景です。勤務時間は短くなりましたが、昔と同じ量の仕事はこなせているんですよね。いかに効率的に仕事をするかに念頭に、黙々と仕事をしています。
他に変わったこととすれば、喫煙スペースが階段の踊り場から屋外に変わったり、伏見の開発が進んで高層ビルが建つようになったり、卒業や独立するスタッフがいたり…。社風も周りの環境も変わりました。あと5年10年もしたら、またガラリと違う働き方になっているかも!と思うとワクワクします。
その一方、時が経つと残念なことに「忘れる」「なくなる」ということが起こります。何度か社史制作に携わったことがありますが、「つくりたい」と思った時には会社の歴史に関するデータや資料が残っていないことが多いんです。社史作成はお金を生み出すことではないので、後回しにされがち。専任の担当者がいるわけもなく、気にとめる人もいません。また創業者やOBの方が亡くなり、企業スピリットが理念の言葉として残っているものの、作られた背景がわからぬまま、ということも少なくありません。
ジオコスも創業して20年以上がたちます。伊藤が語る武勇伝は、現社員にとっては耳タコですが(笑)、これを未来のジオコススタッフが知らないのは勿体ない。
平成が終わる節目に、この30年を会社がどう歩んできたのか考えてみてはいかがでしょうか。
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