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2018.08.06

入社後のミスマッチを防ぐ採用広報とは

こんにちは!うめこ こと都梅(ツバイ)です。

ジオコスに入社して8年が経ちました。「辞めたい!」と思った瞬間は何度も何度もあります。しかし、まだ働き続けているのは、入社前に社長や先輩たちから”入社してから覚悟しておくこと”を聞いて納得していたからです。入社前の情報が、人の定着にも大きく関わります。入社後のミスマッチを防ぐ採用広報についてお話します。

 

 


▼目次

1.入社後のミスマッチとは?

2.入社後のミスマッチを減らすのは採用広報内容

3.ブラック企業と本音を語る会社の違い

4.まとめ


 

 

1.入社後のミスマッチとは?

 

「七五三現象」という言葉をご存知でしょうか。新卒で就職した人のうち、中卒の7割、高卒の5割、大卒の3割が3年以内に離職してしまうことです。売手市場でも、買手市場でも、ネット媒体が普及しても、採用開始時期が変わっても、ここ20年の間で比率に大きな変化は見られません。早期退職の理由はさまざまですが、多くは「入社後のミスマッチ」だと言われています

辞めていく求職者だけでなく、採用した企業側でも「こんなはずではなかった」と思うポイントがあります。

 

 

●能力のミスマッチ

 (企 業)想像していたより仕事ができなかった

 (求職者)もっとできると思っていた

 

●期待のミスマッチ

 (企 業)もっと活躍してくれると思った

 (求職者)入社前のイメージと違う仕事だった

 

●風土のミスマッチ

 (企 業)社内に馴染まない

 (求職者)周りの人と雰囲気があわない

 

「○○○だと思ってたのに」という誤解や理解不足がミスマッチを引き起こしています。防ぐ方法は、入社前にどれだけ納得と覚悟ができるかです

 

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2.入社後のミスマッチを減らすのは採用広報内容|泥臭い現場も、地道な仕事も求職者に伝えていますか?

採用担当者であれば、自社をアピールしたいと思うのは当然のことです。自慢できる情報をたくさんだして、ネガティブな情報は伏せておきたい。その気持もわかります。しかし、それではミスマッチが起きてしまうのです。

伝えるべきは“会社の日常”です。たとえば、「反響営業なので、飛び込みはありません。1日3件ほど訪問します。きついこともありますが、先輩たちがフォローしますよ」という説明では、仕事の概要はわかりますが、入社後のミスマッチは生まれやすくなります。なぜなら企業側の説明では、求職者がイメージできる幅が広いからです。お互いが同じ職場を想像できるよう、日常風景を詳細に説明してください。

最近では「ホワイト企業」ぶりをアピールする企業さんも増えてきています。しかし、泥臭い営業活動や地道な作業はあるはずです。お互いがその仕事ぶりに納得・覚悟がなければ、いくらエントリーがきても、定着はしていかないと思います。

 

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3.ブラック企業と本音を語る会社の違い|ブラックな情報を隠すのは、本物のブラック企業。

定着する人を採用するならば、現場で味わう苦労を生々しく伝えてほしいと思っています。「そんなネガティブな話をしたら、学生が来ないじゃないか!」と思われる企業がほとんどです。しかし、仕事の現実を知って辞退する人が、本当に必要ですか? 求める人材は、全てを知って「この経験は楽しそう。絶対に成長できそうだ!」と意欲を燃やす人ではないでしょうか。ここで、ある企業の事例を紹介したいと思います。

 

『輸入の年越しソバ原料が、年を越してしまった!』という失敗談を紹介。社員が困難な壁にぶち当たりながらも懸命に顧客の信頼回復に翻弄するエピソードを載せることで、「ここなら、この人のように成長できそう!」という学生の心を強く惹きつけました。

ポイントは、どれだけキレイな業界イメージを払拭し、「仕事の泥臭さを見せ、社員の熱意に魅力を感じてもらえるか」でした。社員ひとりひとりのキャラクターも強い同社では、胸を熱くする印象的なエピソードや失敗談、プライベートまで徹底的に若手社員を取材。その人柄・働き方まで具体的にイメージして共感できるようなツールを作りました。

このパンフレットを使用した採用活動では、大手金融機関や大手メーカーの内定を蹴って同社に入社した人材が活躍しています。

 

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まとめ

生々しい現場のエピソードは、自分が働く姿をよりリアルにイメージさせます。わかったうえで入社していれば、ミスマッチは起こりにくいはずです。

 
 

 


 

株式会社ジオコスは「人の心を動かす情報発信」という理念のもと、採用ツールを中心としたクライアントの広報支援を行ってきました。
私たちが目指すのは、目に眩しいクリエイティブさでも、レトリックの冴え渡る表現力でもありません。不器用でも、かっこ悪くても、一生懸命がんばって生きている人に視点を注ぎ、理解し、それを正しく伝える。かっこつけるより、理念、情熱、尊敬をキーワードに共感しあえる。それが私たちのシゴトの価値だと信じています。

何気ないアタリマエの日常の奥にこそ、誰にもマネできない唯一無二の強みが潜んでいます。私たちジオコスは、組織のキャラがにじみ出るストーリーを探り当て、魅力に変え、WEB、印刷物、動画を制作します。

 

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◆writer◆

都梅まき(ツバイマキ)
2009年入社。新卒で入社し、制作ディレクター、営業を経て、事業推進部へ。
企業理解を深めるために、お客様が出店するスーパーマーケットをプライベートで全店舗まわったり、半日体験入社したり、入社する人が住むであろう本社や勤務地の生活環境を散歩したり…ストーカーのように調べる変わり者。今の楽しみは、週1回ペースで遠方のお客様と世間話をすること。社内でのあだ名は「うめこ」。

 

◆過去担当案件一例◆
岡山本社の総合建築会社・和田組さまブース装飾スライド
京都本社の葬儀社・花駒さま採用リーフレット
愛知県豊橋本社のスーパーマーケット・デライトさま採用リーフレットパンフレット
愛知県東海市本社の鉄鋼商社・三和実業さま採用パンフレット
愛知県小牧市の特殊鋼商社・名古屋特殊鋼さま会社案内パンフレット
愛知県岡崎市の試験評価・エフティテクノさまコーポレートサイト
高校生進路応援冊子『@18』編集長

 

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