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2020.08.20

オンライン採用の学生のホンネと内定者フォロー採用パンフレット、採用WEBサイト、動画、WEB面接、内定者フォロー]

 

こんにちは。ねきです。以前、どうしてもガパオライスが食べたくなった時に買ったナンプラーを持て余しています。そもそもエスニック料理について詳しくないので、色々レシピを調べて、どうにか使い切りたいところです。

さて、これまでオンライン採用のツールや、メリットデメリットをご紹介してきました。今回は、このコロナ禍の中で就職活動をしている学生に焦点を当てていきたいと思います。

 


▼目次

1.学生もオンライン採用に戸惑っている

2.内定を得た就活生のホンネ

3.オンラインを活用したこれからの内定者フォロー

4.まとめ


 


1.学生もオンライン採用に戸惑っている


先日、地元を離れて首都圏の大学院に通う友人から、今年から就職活動を始めるという話を聞きました。「これから採用活動のオンライン化は進んでいくと思うよ」と私の意見を述べたところ、オンラインツールを使った採用活動に戸惑う内容の返事がきました。どうか何事もなく、就職活動を終えて欲しいところです。

 

 

新型コロナ対策や、採用活動の効率を上げるためにオンライン採用ツールを取り入れるのは、企業のみならず、学生にもメリットがあります。就職活動にかかる交通費や宿泊費などは、学生にとって大きな支出。そのコストが削減できることで、遠方にある企業へエントリーするハードルも下がります。しかし、オンライン上でのやり取りだけでは、相手の雰囲気が分かりにくいと感じているのは企業も学生も同じです。

 

株式会社学情の調査によると、WebセミナーやWeb面接に参加した学生にWebセミナー・Web面接のデメリットについて、「企業や社員の雰囲気が伝わりにくい」と回答したのは67%。「言いたいことや熱意を伝えにくい」と回答したのは42.2%でした。更に最終選考時において、直接面接を希望する学生の割合は67.4%となっており、半数以上が対面でのやり取りを希望していることがわかります。

オンライン採用におけるメリットは享受しつつも、やはりコミュニケーション面で不安を感じている学生は多いのです。

 

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2.内定を得た就活生のホンネ


 

株式会社ディスコの調べによると、8月1日の時点で2021年卒業予定の学生の内定率は83.7%。決して低い数字ではありません。しかし内定を得たからといって、新型コロナウイルスの流行によって否応無しに変化した経済状況や働き方に不安を感じる学生は多いです。

株式会社MyReferによれば、内定を所持している中で複数承諾する意向の学生は25.1%。4人に1人は複数内定を保持しておこうと考えていることがわかります。更に内定を複数保持すると回答した学生の57%が内定式後に一社に絞る考えであると回答しました。

理由としては、コロナ不況による内定取り消しへの不安感や、唐突に始まったオンライン選考での意思決定の困難さ、後ろ倒しになっている採用スケジュールによって複数承諾せざるを得ない、という意見が挙げられています。

コロナ倒産という言葉も耳にするようになり、この企業に入社して本当に大丈夫なのか?という不安が、学生の中には少なからずあります。この不安が解消されないままでいると、内定式後の内定辞退率が上がってしまう可能性が、より高まってしまうのです。

感染症対策を実施しつつ、この企業で一緒に働きたいと志望度を上げるために重要なのが、内定者フォローです。

 

 

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3.オンラインを活用したこれからの内定者フォロー


従来の内定者フォローといえば先輩社員との面談や、内定者懇親会、入社前研修などが挙げられます。私も入社前、忘年会に参加させていただきました。今でも先輩方と一緒にお仕事させていただく時に、ふと忘年会でのことを思い出します。

最初の章「学生もオンライン採用に戸惑っている」でもお伝えしたように、多くの学生がオンラインのみで完結するやり取りに不安を感じています。とは言え、対面での面談や懇親会、研修の実施は新型コロナ感染拡大のリスクと隣り合わせであるため、実施することで内定辞退に繋がる可能性は十分にあります。

これからはオンライン上のみなどの限られた方法で、いかに学生の不安を取り除けるかどうかが重要になっていくでしょう。

クラウドサービスやアプリケーションの開発、販売を実施する株式会社Phone Appliでは、2021年卒業内定者懇親会をオンラインで実施しました。内定式前に、これから共に働くことになるだろう同期同士での信仰を深めることが主な目的です。

オンライン懇親会では、それぞれの自己紹介のほか、2グループに分かれてのグループワークも実施されました。初対面で、しかもオンライン。そんな条件の中でも、内定者の皆さんは意見交換から発表資料作成までやり遂げたそうです。意見を出し合い、一つのものを作り上げることで連帯感を強めることができます。

また、副社長や取締役から、今後の企業の展望などのメッセージを配信。質疑応答の時間も設け、学生の疑問を解消しています。

ちなみに同社ホームページでは、顧客向けにではありますが、Googleインドアビューや写真を利用しオフィス内の様子を公開しています。実際にオフィスに赴く機会が極端に減った現在、このように社内の環境を見ることができるだけで、入社後のイメージを膨らませる助けになります

 

 

他にもWeb会議ツールを利用し、個人単位での短い面談の機会を設けるのも効果的です。対面での面談は予定を調整したり交通費を工面する必要があり、実施する回数が増えてしまうことで学生への負担となることもあります。しかしWeb会議ツールを用いることで、手軽に短時間での面談が可能になります。

ただでさえ初めての就職活動で、学生は不安だらけです。加えて今年はコロナウイルスの影響による不況や、慣れないオンライン採用などの不安要素もあります。

 

●実際に働いている先輩社員には、どのような人たちがいて、どのように毎日働いているのか。
●困った時に手を差し伸べてくれるのか。
●コロナ禍の中で、企業に何か変化はあったのか。
●状況の変化に柔軟に対応できるのか。

 

こういった不安を打ち明けてもらえるように、少しずつ回数を重ねて信頼関係を築く必要があります。
内定者の抱く不安や疑問を解消するために、現場で働く先輩社員とやりとりするのも効果的です。忌憚の無い意見を聞くことができるのももちろんですが、「先輩社員の中に、自分とコミュニケーションをとってくれる人物が居る」という事実は、とても心強いものです。

内定者に寄り添い、疑問に答え、不安を解消することで志望度向上に繋げることができるのです。

 

 

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4.まとめ


1990年代以降に生まれた世代は、生まれた時からインターネットが普及していたことからデジタルネイティブ世代とも言われます。しかし、そんな世代の学生であっても、オンラインでの就職活動には不安だらけです。

手探りでオンライン採用に向けて活動しているのは、企業も学生も一緒です。だからこそ、より柔軟に学生の不安に耳を傾け、対応していく必要があります。

それぞれの企業にとって、より良いオンライン採用の方法を見つける手助けができましたら幸いです。

 

 

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