[お客様の声]しつこく掘り下げてくるから、うるさいと感じる会社さんも、いるかも
[お客様の声]しつこく掘り下げてくるから、うるさいと感じる会社さんも、いるかも
[お客様の声]マルスフードショップ様
企業規模:50~100名
制作内容:
マルスフードショップ株式会社 経営企画部 採用担当 虫賀照晃さん
◎本社所在地:愛知県知多郡東浦町
◎事業所:愛知県下6店舗
◎従業員数:正社員72名(パート・アルバイトを含めて約440名)
採用広報のパートナーとしてジオコスに対する率直な評価を聞かせてください。
私たちが新卒採用に力を入れるようになり、5年になります。その中でのジオコスの印象は、最初に“マルスフードショップ”という会社がどんな会社なのか、そこをよく知ることから仕事を始めている、ということです。その上で「この会社は何をPRしていけばいいのか」という、採用広報の戦略や手法を考えている。その意思を感じます。
こうしたスタイルを、ある意味「うるさい」と感じる会社さんもいるかも知れません。「この会社は何なのか?」という点を、しつこく掘り下げてきますから。とにかく予定数の採用ができればいい、そうした採用をしている会社さんには、向かない考え方なのかもしれない、そう感じています。
何故、ジオコスと付き合おうと思ったのですか?
最初に会社案内の制作を依頼したのですが、この出来が良かったんです。完成したのは、いわゆる「社長のあいさつ文」が掲載されているような、普通の会社案内ではありませんでした。ある時、合同企業説明会にその会社案内を持参したところ、他の企業の担当者が「参考になる」と、持っていってしまった。そんな事もありました。
また、制作途中の段階から「この会社案内を使って何を訴えていくのか」という点を一つひとつ確認しながら作っていくスタイルにも好感を持ちました。その後、当社のクレドを作成した時には、さらにそのスタイルを実感しました。当社のことを本当に理解してもらっていると感じました。
学生の母集団形成に大手の就職サイトを利用していますが、効果はいかがですか?
過去3年間でA社のサイトを、今年度からはB社のサイトを利用しています。B社のサイトに掲載する原稿の作成をジオコスに依頼したのですが、集まる学生の質の変化を感じています。
というのも、A社のサイトに掲載していた3年間では、掲載原稿の内容がマルスフードショップという会社の事業内容の説明に終始していたのです。そのためなのでしょう、集まる学生からは「とりあえず説明会に来てみました」という動機しか感じられませんでした。
そこで、B社のサイトに変えた事を契機に制作をジオコスに依頼したところ、「事業内容の説明ではなく、マルスの社風をアピールしましょう」という提案をもらいました。考えてみれば、最初から「スーパーで働きたい」という学生は少数派です。それよりも「こんな社風の会社なら面白そう」と感じてもらえるほうがいいかもしれない、そう思い、メッセージの内容を変えることにしました。
結果、一部ではあるのですが、集まる学生の変化を感じています。「自分の志望とは違う業種だけど、面白そうだからここも選択肢のひとつに入れておこう」という学生が見られるようになりました。その他にも「ワクワクして来ました」と言ってくる学生や、「いつ面接をしてくれるのですか」と積極的に聞いてくる学生の姿が見られるようになったのは、大きな変化だと思っています。
今後、ジオコスにどんなことを期待していますか?
大手の就活サイトに依存しない採用の方法、基本的にはこの路線の提案を期待しています。というのも、当社では今後、合同企業説明会への出展を見合わせるとことを考えています。
しかし、合同企業説明会へ出展しない分、学生との接点は確実に減少します。減った分をどんな手法で担保していくのか。その提案を期待していますね。
例えば、現在は大学での学内説明会に関心を深めています。理由は、小規模のスケール感が当社に合っていると感じるからです。あくまでも当社が参加してきた中での印象ですが、大規模な合同企業説明会ですと、学生は当社のことを「ただのスーパー」としか見てくれない可能性が高いと感じています。
私たちが学生に本当に理解して欲しいのは、“マルスフードショップならではの社風”から生まれる、仕事の面白さや醍醐味です。そうしたことを伝えられるような、ジオコスらしい採用方法を企画して欲しい。今後は、そうした部分に期待をかけています。
お忙しい中、ご協力ありがとうございました。
※名称や役職等は2013年の取材時のものです
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