企業の理念、特徴、風土を感情を乗せてリアリティを持って伝えることを目指した説明会用スライド
企業の理念、特徴、風土を感情を乗せてリアリティを持って伝えることを目指した説明会用スライド
山一化学工業株式会社[2024]
企業規模:100~250名
制作内容:会社説明会用スライド(約50ページ)
山一化学工業株式会社様の会社説明会用スライドをPowerPointにて制作させていただきました。
「薬剤商社」として、主に塗料製品および溶剤類の製造・販売を行う同社は、学生に馴染みの少ない事業・仕事内容であるため、文・理不問の採用であるにも関わらず、敷居が高い印象を持たれがちでした。これまで口頭で会社説明をしていたこともあり、説明するほど難易度の高い仕事に捉えられてしまうというお悩みもお持ちでした。そこでスライドでは、同社の特徴→各職種が感じる仕事・会社・待遇などの魅力→社風・福利厚生→選考についてという流れをベースに、会社の特徴を冒頭で示すことで、その後に続く内容に対して納得感と理解が深まっていく展開に仕上げました。
●制作のPOINT
制作を行うにあたって、同社で活躍する社員2名(営業職、総務職)にヒアリングを行いました。仕事における決まったマニュアルがない中で、自分のスタイルを見つけるまで悪戦苦闘したことや、先輩たちから投げかけられる「あなたはどうしたい」という口癖などもオープンに紹介。業務内容の紹介だけに終始しないように、実際に働く社員がそれぞれ感じる仕事の壁とやりがいをセットで伝えるようにしました。「顧客要望を叶えるためなら解決方法は自由でOK」という企業スタンスの理由と、それに伴う苦労も伝えながら、聞き手である学生が前向きに受け止めることのできる表現を心がけました。
また、説明する人事担当の方には、同社の魅力や仕事の苦労、面白さなどを自分ごとのように語れるよう、現場社員へのヒアリング内容を共有。人事担当者が特に同社の自慢ポイントだと感じる「待遇」についてはマストで入れることで、より感情を乗せて説明できるようにしました。加えて、難易度の高い仕事も面白がって解決策を考えられる人や段取りが得意な人など、同社の仕事に向いていることに学生自身が気づけるような「伝え方」についても、人事担当の方にレクチャーさせていただきました。